夏祭りの季節だ。お祭りで忘れてならないのが、屋台における共食いキャラ。クラブ活動でその収集分析にいそしんだぼく。この屋台の共食いキャラは見逃すわけにはいかない。なぜなら出現率100パーセントだから。共食いキャラのいない夏祭りなどない。これは真理だ。
あまたある祭共食いのなかでも、今回はタコに注目してみたい。
みわたせばいくらでもあるタコ共食い。これはかなりオーソドックスなタイプ。大阪のたこ焼き屋にも「大阪名物」って書いてあるのか気になる。
人を食ったような表情のタコ。しかし、食うのはこちらで、食われるのは君だ。
手描きだ。決して上手くないが、味がある、と言っておこう。そう、それはまるで屋台のタコ焼きのように。
上のタコの近くにあった別の屋台。こちらも手描きで、構図がまったく同じ。系列店か。真似をするほどのものか。表情の違いに注目したい。あとハチマキの色違いとか。
ありそうでないのが、この中央で大見得を切るタイプ。シンメトリーを意識した立ち位置が見事である。
これはすばらしい。手慣れた描写。伝統を重んじたスタイルでありつつ、見返った立ち姿が見事。ハチマキの色も申し分ない。ていうか、なんでタコってハチマキしてるんだろう。
こちらも見返り。もしかしてひとつの定番スタイルなのか。今後の研究が待たれる。
みなさんもぜひお祭りでは共食いに注目していただきたい。タコ以外にもトリ、ブタなども多く見られる。
上は「あ!共食いキャラだ!」と思って撮ってみたら「じゃがバター」だったという衝撃の作品。なぜ?なぜジャガイモとバターにブタが?