やっぱり改札口にはなぜか生け花がある

大山 顕 2011.03.21

やっぱり改札口にはなぜか生け花がある

いぜん、「改札口の生け花を鑑賞する」という記事を書いたことがある。日本中の鉄道の改札口に、なぜか生け花ケースがあることにみなさんお気づきだろうか。それを見てまわったレポートだ。ちなみにこの記事、ぼくがはじめてDPZで書いたもの。いまだにみつけると写真を撮っている。いくつか紹介したい。

上は都営地下鉄泉岳寺のもの。都営にもちゃんとあるのだ。改札生け花。なにが「ちゃんと」なんだかわからないけど。というか、花がないけど。

やっぱり改札口にはなぜか生け花がある

これは千葉モノレールの千葉駅物件。泉岳寺のものに比べるとそつがない。使い込まれ具合もまだまだといったところか。

前出の記事ではJRの物件が多かったのだが、このように地下鉄・私鉄各線にも装備されているのだ。改札生け花。なんなんだろうほんとに。

やっぱり改札口にはなぜか生け花がある

もちろんJRも健在。こちらは東京は馬喰町の作品。健在、というか、この簡易的な雰囲気はどうなんだ。てきとうな感じのホワイトキューブに花の赤が映える。

やっぱり改札口にはなぜか生け花がある

かとおもえば、この重厚さはどうだ。広島駅。新幹線口にあった作品。さすがだ。気合いが違う。というか、新幹線で旅に出かけても改札生け花に注目してるぼくってどうなの。って思って見かえしたら、前出記事がぼくのDPZデビュー作だったのね。2004年。もう6年以上こんなことやってるのか…

やっぱり改札口にはなぜか生け花がある

今回、すばらしいてきとうさでぼくの心を捉えたのが、これ。近鉄四日市。ここまでして改札に生け花を置かなきゃならないと思う、われわれ日本人はすばらしいと思う。いや、まじで。

やっぱり改札口にはなぜか生け花がある

さて、一番最初にご覧いただいた泉岳寺の物件、花がないと思って近づいたら、作者が入院しているのでお休み、との立て札が。健康になって、一刻も早い復帰を願う。

というか、これ、特定個人の作品発表の場なのか。びっくり。

みなさんも、いい改札生け花をみつけたらぼくに教えてください。いい改札生け花ってなんだ。

ふーん 只今609ふーん

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