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2012年12月21日号 総勢28の顔が出迎える「トラクターの顔」、写真がすべて寒そうな「ウランバートルの街角に潜む奇妙なオブジェたち」の2本です。
トラクターの顔
[作品名]トラクターの顔 [投稿者]kobayashi shozoさん (トラクターの顔) [コメント]トラクターの顔が気になる。それはいつもの通勤途中に居た、「HINOMOTO」と書かれた青い錆び付いたトラクター。いつからここに居たのだろう? 毎日通る道なのにぜんぜん気がつかなかった。そう言えば数日前から草刈りをしていた。背の高い草にずっと隠れていたのだろう。正面から見ると「顔」としか見えない、どうしたらこんなデザインになるのだろう? 技術者やデザイナーがちょうどアトム世代だったからかもしれない。いや元々日本人のDNAの中には人の顔をデフォルメしデザインの要素にしてしまう何かが有るのかもしれない。そいつに遇って以来トラクターの顔ばかりに目がいってしまう。
石原たきび のコメント
おお、これは文句なしの入選。それぞれからセリフが聞こえてきそうですね。とくにNO.015がいい写真。解説文もどことなく宮沢賢治を彷彿とさせるテイストです。トラクター以外の世界へはどこともつながらない燃える男のストイックなワールド。プロフィール写真もトラクターに見えてきました。
林雄司 のコメント
久しぶりにコレクター気質のサイトに出会って興奮しています。これぞホームページ。フラットな見せかたもたまりません。フラットなんだけど、作者本人のトラクターの顔に対する熱い想いが伝わります。一気に見ないでじっくり楽しみたいホームページです。投稿ありがとうございます。※kobayashi shozoさんは現在100万ポイントです
ウランバートルの街角に潜む奇妙なオブジェたち
[作品名]ウランバートルの街角に潜む奇妙なオブジェたち [投稿者]monmoleさん (モンゴルにおります) [コメント]長らく続いた社会主義体制の残り香をそこはかとなく漂わせた奇妙なオブジェたちがモンゴルの首都ウランバートルの街角には潜んでいます。認知能力の精度を試されるような作品たちを照会します。
ウランバートル。街並みがまったく想像付かないだけに大変面白く拝見しました。動物の表情にいちいち味わいがありますね。せっかくなので、園児たちを入れたカットもあると有機的な印象になると思います。続編はこちらとこちら。デイリー道場モンゴル特派員として引き続きよろしく。
オブジェのレポートとその前後のブログのエントリーを拝見させてもらいました。知らない街っておもしろいですね。バスの天井まで凍る寒さや煤煙で建物が見えないようすなどいちいち興味深いです。モンゴルは雄大でいい空気ぐらいに思っていたので意外!
最後にまた道場主から