『新宿ロフトプラスワン』で始まった、サイバラ先生トークショーシリーズ、「居酒屋煮え煮え」。

元ロフトプラスワン店長であり、現カルチャーカルチャー（略称カルカル）店長のシンスケ横山氏が、「同郷で、同じ学校の先輩である、サイバラさんの大大大ファンなので」、実現した企画なのだそうです。

しかしこの新店舗カルカル、お台場という浮かれきった場所の、しかもあのチカチカした観覧車のふもとに位置しているという、歌舞伎町とは真逆の物件。
ちなみに前に入っていたテナントがイタリアンレストランだったため、天井が高く、シックで落ち着いていて、サイバラさんの大嫌いな「オサレな雰囲気」の店内なんです。
……大丈夫なんでしょうか？

15分押しで、開演スタート。

「おまたせしました、サイバラリエコさんの登場です！」

美しい着物姿のサイバラ先生に、満員の会場は拍手、拍手。

「何、この電撃ネットワークみたいな出ばやし」

「この店、ロフトプラスワンと違って、どんなに酒が売れても、私のギャラは同じなんだって？　ヤル気出ない」

「（『毎日かあさん』が好評だけど）ＣMもアニメ化の話も来やしない。善人顔するのも、もう飽きたんだよ！」

いきなり、かます先生。

この日のチケットはほんとに入手困難で、「ネットオークションで５万円くらいで転売されていた」……という噂を知っていた私は、「それを知ったら、サイバラ先生、怒るだろうなあ」と思いながら、ステージを眺めていました。