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コネタ


コネタ005
 
携帯はライバル会社のビルで電波が入るか

ケータイ主要3社の懐の大きさは、どうなっているのだろうか。

と言っても業績や開発力、加入者増加率の話ではない。各社のビルの中や地下で、果たして他社の携帯は電波が入るのか否か。「ここはウチのケータイしか電波入りません!」という懐の小さい会社は。「どうぞ、みなさんどちらのケータイでもお使いください!」という懐の大きな会社はどれだ。

そして肝心の自社の携帯のアンテナ本数は?!地味に調べてみた。

乙幡啓子




計測の概要:各社ビルの中、および地下へ3社の携帯を持って行き計測。筆者はたまたまV社とD社を所有。A社のはよそから借りてきた。


左からV社、A社、D社の携帯



D社(溜池山王・山王パークタワー)にて


左からV社、A社、D社の携帯

D社の、非常時にはロボットに変身しそうなビル。そこにはちょっとした地下飲食街がある。その深奥部に入ってテストだ。
A社はバリサン(アンテナ3本立ち)、V社は1本、と来て、本拠地の携帯を見ると!アンテナ立ってない。大丈夫か。

実はここでデイリーポータルの打ち合わせをしていて今回の企画を思いついた。担当者と筆者はV社だったのだが、ここでは電波が入らないという話になり、「そういえばD社自体のも入らないとか」ということがきっかけなのだった。



A社(飯田橋ガーデンエアタワー)にて


左からV社、A社、D社の携帯

このビルには地下街はない。仕方ないので、ビルの1階の深奥部にできるだけ入り込んで測ってみた。

A社、地元でのびのびと力を発揮。V社は1本、D社は0本、というのは本拠地D社のときと同じ結果に。D社、大丈夫か。



V社(愛宕MORIタワー)にて


左からV社、A社、D社の携帯

ここにも地下はなく、vodafoneショールームをバックに計測。ここは玄関の近くなので、3社ともバリサン。面白くない。ないので、深奥部に移動してみる。



左からV社、A社、D社の携帯

外光の入らない、エレベーターホールで測ってみる。と、またしてもD社劣勢だった。0本。本当に、本当に大丈夫か。



ということで、表にするとこのような結果となった。(数字はアンテナ本数)

  D社携帯 A社携帯 V社携帯 他社本数計
D社にて 0 3 1 4
A社にて 0 3 1 1
V社にて 0 3 3 3
0 9 5  

単純に足してみてよかったんだろうか。

ということで、
D社=自社は0本、他社は4本
A社=自社は3本、他社は1本
V社=自社は3本、他社は3本

よって、懐の大きい会社は圧倒的にD社だった。なにしろ、他社本数が1番多いにもかかわらず自社は0本なのである。逆に懐の小さな会社はA社。なにしろ、他社本数が1番少ないにもかかわらず、自社は3本立ててるのである。

ちなみに、携帯別に見ると、A社が圧倒的なアンテナ本数である分、D社が非常に心配な状況である。

今回の計測はいろいろ異論もあるところだろう。電波をとらえやすい機種、その場所の電波の揺れ、周囲の状況などによって違ってくると思われるので、あくまで1例ということでご容赦願いたい。

しかし、このたびV社からD社に変更するためたまたま2台所有していた筆者にとっては、なんだか複雑な心境なのである。


 

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