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コネタ141
 
インドのとなりは板橋区!

こんばんは。梅田です。今回はインドのとなりに行ってきました。パキスタン? バングラディシュ? ノンノン、インドのとなりと言えば板橋区でしょう。
板橋は日本のインドっていうもんね! いいませんね、すみません。
インドのとなりで超特大2kgカレーに挑戦です!

梅田カズヒコ



インドのとなり 蓮根店

板橋区蓮根2-19-11
03-3966-1291


となりって…。

カレーハウス「インドのとなり」

いい名前だ、「インドのとなり」。インターネットをぼけっと眺めていると目に入ったこの店名。大胆なのか消極的なのか、この思い切った、かつ意表をついたネーミングセンスが気になったのでさっそく電話してみた。

店員 「はい、インドのとなりです。」
梅田 「インドのとなりですか?」
店員 「ええ、インドのとなり蓮根店ですが」
梅田 「本当にインドのとなりですか?」
店員 「はぁ…」
梅田 「あ、すいません。カレー食べに行きたいんですけど」
店員 「11時までやってますけど、ラストオーダーは10時半なんで、それまでにいらしてください。」
梅田 「わかりました」
店員 「ジャンボカレーに挑戦します?」
梅田 「なんですか? ジャンボカレーって」
店員 「2kgのカレーです」
梅田 「2kg!?」
店員 「ええ」
梅田 「インド人もびっくりってやつですね」
店員 「はぁ…」
梅田 「あ、すいません。ひょっとしてそれを食べきるとただになるってやつですか?」
店員 「ええ、20分以内に食べれたら」
梅田 「挑戦します!」
店員 「あ、そうですか。それだと10時までに来ていただかないとダメなんですよ。準備がかかりますので。」
梅田 「わっかりました。急いで行きます!」

時計を見ると8時半だった。
これはもう行くっきゃないだろう。少しおなかを空かせて、いざ出陣!



都営三田線蓮根駅。この上なく地味な駅だ。
ついに到着。思ったより装飾に凝った店内が見える。
アジア雑貨風な店内。わりと居心地よかったです。長居できる感じ。
サボテンも置いてる。もうどこの国を目指してるのかわからん。

さっそく現地へ!

地図を見て場所を確認。インドのとなりが板橋区にあるってのは、なんだか面白い。渋谷区でも豊島区でもなくって、板橋区ってのが絶妙だ。“何かのとなりにありそう感”を醸し出している、板橋区。
そんなわけで何かの隣を走ってそうな都営三田線に乗り、なんにもかすってなさそうな蓮根駅へ。地元のかたには悪いがこの上なく地味な駅だった。この取材がなければ一生降りなかったかもしれない。
時計を見てみると、10時手前だった。結構時間がかかった。これだけ電車を乗り継いだのだから、かなりインドに近くなってるのだろう。

ちょっと急ぎ足で店を探す。しかし完全な住宅街のためお店の灯りが少なく、かなり心細くなる。たまたま歩いていた地元の人に聞いてみる 。

「すみません、インドのとなりって知ってます?」
「インドのとなりは真っ直ぐ行って交差点を左に曲がったところです」
「ありがとう!」

インドの隣は交差点の左です。面白いフレーズだな、と思いつつもお店へ急ぐ。

 

アジア雑貨屋+ドンキホーテ+ファミレス=インドのとなり

「インドのとなり」に到着した。笑顔で店員さんに迎えられる。店内はアジア雑貨屋のようなテイストを踏まえつつ、ドンキホーテのように植物のレプリカがおいめぐらされていて、南国気分の演出がほどこされている。しばし2kgカレーが準備されるのを待つ。

今月も例にもれず金欠が続いている。一皿1500円のジャンボカレー。できれば完食して堂々と無銭飲食したいもんだ。そう思いながら、待つこと2,3分。
まずキッチンタイマーがやってきた。
どうやらこれで20分間を計るらしい。そしていよいよ……


ボタンで店員を呼ぶ。ファミレスみたいだ。
ルーの辛さやライスの量が選べる。ライス超特大盛ぐらいまでは分かるが富士山盛、宇宙盛ってなんだ? 次元を超越したオーダー

この完成度の低い(スミマセン)南国演出がドンキホーテだ。でもこんなとこにリアルはなくてもいいもんね。こういう演出大好きです。
キッチンタイマー。公正にジャッジします。

でた! これがうわさの2kgカレー。見た目はそれほどでもないが、ライス1.3kg、ルー0.7kgの特大カレー。通常のカレーのご飯は300gなので4人前強という計算になる。

すごい米の量。
3分経過。まずは中のルーを減らす作戦。が、かなり熱い。しかも量が多いのでなかなか冷めない。熱さという意外な伏兵にてこずる。
減ってる?

2kgカレーV.S.貧乏人

店員さんから諸注意を受ける。
ご飯をできるだけ崩さずに食べるほうがいいらしい。と、いうのもごはんを一箇所だけ食べ続けるとカレールーがご飯の間から決壊してなだれを起こしてしまうらしい。お堀を崩すように食す。貧乏魂V.S.2kgカレー、勝つのはどっちだ。20分間の戦いが幕を開ける。

食べ始める。おなかが減ってることもあってか面白い具合に胃に入っていく。しかし、ここでカレーのルーの熱さにてこずる。カレールーの辛さ+熱さでかなり舌が焼ける。ご飯を削ってルーの湖に溶かすも量が多すぎてなかなか冷めてくれない。熱さに耐えかね水をガブガブ飲む。しかしあまり水を飲みすぎると胃が水で満たされてしまう。これはかなりの強敵だ。しかしめげずに無心に口に運び続ける。もう噛めない。流し込んでいる。今だけ体の事は忘れるんだ。アンチダイエット! アンチヘルス!

「あ、あの人食べきりそう」

そんなオーディエンスの声に後押しされ無心に食べ続ける。しかし12分を超えた時点で急激にペースダウン。人間やはりそれほど体を酷使できないもんだ。このままでは無理っぽい。じわりじわりと時間が迫ってくる。あ、もうだめだ。そんなとき、無常にもキッチンタイマーのベルが鳴ったのだ。
「いやー、ダメでしたね」
スタッフの方は妙にうれしそうだった。悔しい。10代の僕だったら無茶してでも絶対食べれたんだけどなー。ダメでした。大食いに自信のある方、挑戦してみてください。


ダメだ、限界。
あえなくタイムアップ。いけると思ったんだけどなー。それでもざっと1.5kgは平らげました。





さらば俺の1500円…。

成功率を聞くとおよそ1000人ほどの人が挑戦されて300人が食べきったそうです。つまり成功率3割。結構高いじゃん、と思うが大食いに自信のある1000人なので常人が挑戦した場合の確率はわかりません。
ただ、大食いに自信のある人なら食べきるのは可能な量だと思います。

挑戦されるかたへのアドバイスとしては…

20分は結構長いのでペース配分を考える。

構造上ルーとライスをバランスよく食べるのにテクニックがいる。これをどうカバーするかがポイント。
熱いからといって水を飲みすぎない。
明日のことは考えない。

こんな感じではないだろうか。それでは、皆様も挑戦してみてください。え?したくない? もちろん挑戦しなくても通常のメニューもうまそうでした。

こんなのとか、


こんなのとか。趣向を凝らしたメニューがたくさんあります。
もちろん通常のカツカレー、ビーフカレーなどもありますよ。



 

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