実験開始
ちぎった塩水ティッシュを容器に入れ、そこに叩いても粉にならなかった活性炭60g、そして鉄粉200gを投入。
混ぜると、おお、表面がほんのり暖かい。
そこにムリムリと普通の卵と、中まですぐ熱が通るであろうウズラの卵も埋め込む。
さあ、発熱と加熱の始まりだ。
最初は50℃台だった。
カイロは鉄が空気に触れて錆びる時の熱を利用している。これは空気に触れさせねばと、容器の中をかき混ぜる。
かき混ぜるといったらぬか床か。「鉄粉ぬか床」はこれの暗示だったのか?
カイロの表面を触るとしっかり熱く、触っていた指を離してもじんじん痛い。
これは低温火傷?れっきとした火傷になりそうな熱さだ。
温度が上がりすぎたら卵を底の方の空気に触れないところにもっていく。
大体70℃弱と理想的な温度を維持している。
ああ、もうすぐ会えるんだね、大好きな温泉卵君。
温度を気にしつつ、しばし待ちます。その間うちのフェレットに別の卵をご対面させてみた。 |