大阪のキタとミナミを結ぶ御堂筋は、イチョウ並木が美しい全長約4キロの大通り。大阪で一番有名なストリートは、「なにわのシャンゼリゼ」と言われているとか、いないとか。今、勢いで言っちゃっただけので、言われてないかもしれませんが、とにかく広く、美しい通りなのです。
そんな御堂筋を歩いていると、時々彫刻が立っているのを見かけます。
(八二一)
でも、その存在感は、あまりに地味で、私も時々みかけるかな、ぐらいに思っていましたが、気づかない人は未だに気づいてないかもしれません。
調べてみると、27体もあるそうで、さすがにそんなにあるとは知りませんでした。御堂筋は、彫刻ストリートなんていう異名まであったのです。
それでは、全部見てまわってみようと思い、芸術の秋、27体の彫刻を全て見てきました。彫刻のテーマは「人間賛歌」だそうです。
芸術作品にしょーもないつっこみを入れるのは不謹慎かもしれませんが、思った通りに感想を述べるというのは、芸術の至極まっとうな鑑賞の仕方でもあると思います。
などと、ひき続きつっこみを続けるために、一応言い訳してみました。
以上、地道に探すと8キロ歩かねばならないところを、27体ダイジェストでご覧いただきました。御堂筋は片道4キロですが、彫刻は道路の両側にあるので、コンプリートするには往復しなければならないのです。
このような作品があることを踏まえた上で、次回、御堂筋を歩く際は、ぜひ、ご自分で実物をご覧下さい。