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コネタ507
 
ドイツW杯に向けて! 「東京ドイツ村」徹底攻略!!

「東京ドイツ村」
という村がある。

千葉に。


もうわけがわからない。

結局何がどこで
どうドイツなのか。

とにかく謎だらけの
この「東京ドイツ村」ですが、

2006ドイツワールドカップに向けて
日本代表も激闘を繰り広げていることですし、 

今回は
来るべきドイツW杯のために、

この「東京ドイツ村」を
徹底攻略してしまいたいと思います!

ヨシダプロ

謎の村
東京ドイツ村。
それは千葉県の袖ヶ浦にありました。

自県の浦安にあるのに東京ディズニーランド
自県の成田にあるのに新東京国際空港、と
自我を押し殺してまでに
東京アイデンティファイしている千葉県だからこそ
自県の袖ヶ浦にあるのに東京ドイツ村
ということだったのです。

で、実際の風貌はこんなところです。




ドイツ村 ドーン。


広いです。
とにかく広いです。
なんなんでしょうこの地。

そのために園内はなんと
車で移動することになります。



よって期せずしてそこは
自動車教習所のような様相を呈しており、

教習所で20時間オーバーを強いられた僕には
あの悪夢のような日々がふつふつと甦ってきて
きわめて不快でした。


で、そういやなんでよりにもよって
「ドイツ」がメインのテーマになっているのかといいますと、
ぶっちゃけよくわかりませんでした。

でも来たるべき
運命の2006ドイツワールドカップに備えるためにも

この東京ドイツ村を
徹底攻略していきましょう!!


 

ドイツW杯に向けて!(その1)
 広場!!

そしてこの東京ドイツ村の中央をドバ〜ッと占めていたのが
ワンパク広場です。

広場という言葉は町内の公園などでもよく聞く言葉ですが
ここ

マジ広いです。




街中でときに見られる「広場」が
ちゃんちゃらおかしい子どもだましに見えるほど、

マジ広い場です。

人が
1ピクセルくらいに見えます。

こんなに広ければどんなスポーツ球技だって
思いっきり楽しむことが出来るでしょう。

でもここはドイツ村。
きっとみんな
ドイツW杯に向けて
さぞかしサッカーに打ち込んで…



野球。



バスケ。



テニス。


って
おぉぉおい。

サッカーやりなさいサッカー。


あ!
するとよく目を凝らして見ましたら




 

中には
サッカーにいそしむ方たちもおりました!

安心しました。
さすがドイツに向けたドイツ村です。

彼のその足技は
まさに俊輔並みでした。



やはりFWのツートップは、
右のようなポストプレイタイプ(鈴木・高原・久保等)と
左のようなスピードタイプ(玉田・大久保等)の
組み合わせがベストかと思います。


そしてその戦況を
じっくりと見つめている





ジーコっぽい人もいました。

さすがロードトゥドイツですね。


 

ドイツW杯に向けて!(その2)
 動物園!!

そして
この謎の村 東京ドイツ村には
ミニ動物園もありました。


 

ロバやブタやヤギがいました。
ラインナップに挙げられた動物名の響きだけからは
なんかあまり高級なムードはしませんが、
それなりに楽しい動物園でした。

きっとどれも
ドイツにしかいない動物なのでしょう。
いやいそうです。

そしてなぜかこの動物園の奥地には
フットサル場もありまして、
そこでもみんなさすがドイツW杯に向けて
死に物狂いで必死になって
サッカーボールを追いかけておりました。

さすがドイツ村ですね。


 

ドイツW杯に向けて!(その3)
 コーン!!

そして
この東京ドイツ村、
道路などの進入禁止区域には
おなじみのあのコーンも
設置されていました




のですが、
いつもは真っ赤なあの三角コーンも
ゲルマン国旗なカラーに塗りたぐられていて
さすがにゲルマン魂に満ち溢れていました。

そしてこのコーンたちは
しっかりラインの統制もとれて
設置されておりまして、
宮本もバックの最終ラインの統制の参考にしてほしいです。



 

ドイツW杯に向けて!(その4)
 人形!!



ドイツ人形です。

整然と立ち並んでいるその姿は
まさに
試合開始前に君が代を胸に士気を高めている
日本代表選手のよう。

来るべきドイツに向けて
我々もいやおうなしに士気が高まってきます。

 

ドイツW杯に向けて!(その5)
 おみやげ屋!!



そして
この東京ドイツ村で最も目立っていた建物がこれ、

きわめてドイツ調の風貌で
悠然と立ちつくしていたおみやげ屋です。

で、
さっそく入ってみたところ、

やはり店内は
見渡す限りに
ドイツ一色!!





ビール!





ソーセージ!




バームクーヘン!

いやぁ
ドイツっぽいですね。

そして
もちろん忘れちゃいけません
店の片隅には
ドイツW杯に向けて
サッカーボールもこんなに…

そんなに売っていません。
大量の野球のボールとかカラーボールとかにより
サッカーボール 片隅に追いやられています。

Scheisse!(ドイツ語で「こんちくしょう」の意。)


しかしいろんな種目の玉が売っている様子はまさに
玉田です。


 

ドイツW杯に向けて!(その6)
 パン屋!!




ドゥンケル!!




カルトッフェル!!





ツヴィルベリーノ!!

まるで敵のような
名前の響きからして
なんとも硬そうなこのパンたち。

噛んだら歯がアレしそうなほど
見るからに硬そうです。

中澤も
この硬さには負けないでほしいものです。


 

ドイツW杯に向けて!(その7)
 レストラン!!

そしてレストランに入りますと



ソーセージや
ジャーマンポテトなど
きわめてドイツっぽいですね。
味もきわめてドイツっぽかったです。


で、目玉はこの料理





東京ドイツ村名物
房総渦潮ソーセージ。

ドイツよりももはや
房総が立ってしまっておりますが
まぁそれが真実なのでいいのでしょう。





でもこのソーセージは
なかなかの美味でした。

高原もハンブルガーでは
本場のそれを食べてほしいものです。


 

ドイツW杯に向けて!(その8)
 スライダー!!



そしてドバンと
スライダーもありました。

みんな悩みゼロな満面の笑みを浮かべて
嬉しそうに
ソリを尻に敷いて
山頂から滑り降りてきます。

斜面を滑走し
ものすごい速さで滑り落ちてくるこのスピード。
この様はまさに
左サイドを颯爽と駆け上がる三都主。
右サイドの加地もやや見習ってほしいものです。


 

ドイツW杯に向けて!(その9)
 観覧車!!



そしてなぜか突然
観覧車もありました。

この大観覧車に乗れば
さぞこの袖ヶ浦を一望することができるのでしょう。

でも別に一望したくないので
乗りませんでした。

しかしながら大空を制するこの佇まい。
立花兄弟も負けないでほしいものですよね。


はい。


というわけで
以上
いかがでししたでしょうか
今週の「俺たちゲルマン魂」。


これが噂の
東京ドイツ村だったのでした。


なんとも魅力的な村でしたが、
まさに
おしなべてドイツ一色なその様子に、
来たるべきドイツW杯に向けて
我々も否応なしに士気が高まってくるところでした。

というわけで
我々一人ひとりの思いが
日本代表をドイツに連れて行くことになりますので、
みなさんも
12人目の選手としての自覚をしっかり持って
応援していただけたらと思っております。

お手数ですがどうぞよろしくお願い致します。
ではまた失礼いたします。

 

何もかもがゲルマンだったよ。

 

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