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コネタ


コネタ584
 
中国のバリアフリーを体験する

 いきなり変な書き出しだが、中国人だって日本人だって同じ人間だ。っていうかどこの国の外国人だろうが、「ヒト」いうからには同じ人間だ。なにをいいたいかっていうと、どこにだって生まれながらにして障害持った人はいるし、事故のせいで不自由になってしまった人もいるだろう。同じ人だから。スウェーデンとかは「ゆりかごから墓場まで」という福祉国家という印象があるから、同じ人でも結構楽チンで想像だけで羨ましくなる。日本はどうかというと、基準が自分の住んでいるところだからか、まあまあ、なのだろうか?

(text by ライスマウンテン


 それでだ。中国はどうかと考えてみた。オリンピックが開催されれば、それなりの設備ができるだろう。既存の障害者に易しいバリアフリーな設備は一新されるだろうか、それまでに無くなっちゃうかもしれない今の中国のバリアフリーなナイススポットを記念に撮ることした!

      さぁ、目を瞑って街に出て歩いてみるつもりになってみよう!


ジグザグ。道的には直線にすればいいんじゃないかと思われる。

歩いた先に、駅の売店みたいな店が微妙に塞いでいる。お願いしたら動くか?

歩いた先に、駅の売店みたいな店が”はっきり”塞いでいる!

こちらはかなり障害物優先なフィーリング。ジグザグの域越えてますって!

こちらは飛び石状態。

チャリンコをこげばこぐほど360度!飛天自行車でございます。さっすが自転車大国中国!

飛び石+障害物。たとえるなら障害者アスレチック状態。

停車中の自転車優先のジグザグロード。さすが自転車大国中国!?

とまぁ中国のバリアフリーな環境はまだまだこれからで、盲目の人にとっては難儀だ。でも北京オリンピックの頃には現代的なものと変わるだろう、きっと、いや多分。そうしたらこのバリアフリー無視の習慣も消えるかも知れぬ。でも、一応、人々の心の歴史と思って、こういうものも撮っておくと、あ〜昔こうだったんだね。とかいえるかもしれない。他の国ってどうなんだろうね?世界全部黄色なんでしょうかね?



 

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