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コネタ607
 
カレーカステラを求めて後編

先週、売り切れのカレーカステラを前に呆然と立ち尽くしてしまったので、
今回はオリジナルで作ってみることにしました。

(text by 藤村 岳

カレーカステラをつくる


材料はこちら。強力粉、卵、はちみつ、牛乳、そしてカレー粉。ハンドミキサーもボウルも計量器もバッチリ。
強力粉を2回ふるいます。お菓子作りの基本ですよね。広告の紙を使ってるのはご愛嬌。
 
人肌に温めた牛乳にはちみつを入れてよく溶かします。

ボールに卵を割り入れ、そこに砂糖を入れ、白くもったりとするまでよく混ぜます。
40度くらいの湯煎にかけながら、ハンドミキサーでガンガン混ぜていきます。
 
すくったら文字が書ける程度の7分立てに。これがふんわりカステラのコツ。

牛乳にはちみつを混ぜたものにさらにカレー粉を加えたものを入れます。
ここで問題勃発!
先ほどせっかく泡立てたのにカレー粉牛乳を入れたとたんに泡が引いていきます。なぜ?
 
いくら混ぜても様子は変わらないので、仕方なくふるった粉を投入。カレーの香りがブンブン。

今回はオーブンではなく、満遍なく熱が伝わる炊飯器を使うことに。内釜に油を塗ります。
油を塗った内釜に粉をはたき、生地を流し込みます。
 
本当はもっと泡立っているはずなのに、生地はさらさら。嫌な予感。

一抹の不安を抱えながらもとりあえず、炊飯開始。スイッチオン。
40分後、炊き上がり、もとい焼き上がり。湯気とともに甘い香りとカレーの香り。
 
カステラというよりパンケーキに近い出来上がりですが、なかなか美味そう!心配は無用か?

しっとりとさせるために熱いうちにラップに包み、一日ほど寝かせ、蒸気を閉じ込めます。
とりあえず、8等分に切ってみました。こう見るとカステラって感じじゃないですね。
 
生地の断面です。気泡がなく、みっちりと詰まっています。

まとめ

味はとてもいいカレーカステラ。砂糖の甘みとカレーのスパイシーな香りがたまらないおいしさです。
これでふんわりと焼きあがっていたのなら、完璧だったはず。
なぜ、膨らまなかったのか原因を超有名製菓学校に通ったことのある知人、S氏に聞いてみたところ、
今回のカレーカステラでは2つ考えられるそう。
まずは卵と砂糖の泡立てが足りなかったか、カレー粉がなんらかの働きをして泡をつぶしたか、とのこと。
次にやるとしたら、全卵を泡立てるのではなく、卵黄と卵白に分けて卵黄にカレー粉を混ぜ、それから
泡立てた卵白の気泡をつぶさないようにしてみるとよいかも、とのアドバイスをもらいました。
みなさんもカレーカステラ作るときは、ぜひとも気をつけてくださいね!


 

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