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コネタ


コネタ715
 
最高!納涼ビール電車
走るビアホール!

長崎は路面電車が走る町なのだが、夏になると恒例の「ビール電車」というのが登場する。

路面電車に乗りながらビールを飲みまくるという、夏の夜に降って湧いたように現れた理想郷(アルカディア)。

今まで、その姿を外から指をくわえて見てるだけだったのだが、今回ついにチケットを入手。
銀河鉄道999に乗り込む鉄郎のような気持ちで乗車して来た。

T・斎藤

ビール電車のシステム

「ビール電車」と聞いて、最初に私がイメージしたのは、
・車内でビールを販売していて、各自で買って飲む(セルフサービス)
・乗り降りは通常通り。好きなところで乗って、好きなところで降りる
というものだった。

が、実際は全然違った。
・完全予約制
・乗車券込みで3000円、飲み放題、弁当付き
・途中で1回トイレ休憩がある以外、電車はノンストップで走り続ける
・所要時間は1時間半

ということで、ビール電車に乗るためにはまずチケットを入手しなければならない。が、私が気付いた時にはいつも完売状態。そこで今年は、発売開始と同時に電話をかける意気込みにより、ようやくチケットを入手できた。


念願のビール電車チケットGET

九州の日没は遅い

夕方7時、ビール電車は正覚寺下電停を出発する。
九州は日が長く、7時と言ってもまだまだ明るい。


これがビール電車だ

 

ビール電車の内部


中はこうなっている

ビール電車は完全に改造された専用車両。
全員が窓に向って腰掛けるカウンター席になっている。

奥には生ビールサーバーが設置されている。
完全にビアホールだ。

メリーゴーランドみたいな陽気な音楽も流れている。

ちなみに通常の路面電車はこんな
車内サーバー

車窓からの眺めはこんな感じ。


路面電車の車窓から

で、私はと言うと、まだ走り出して数秒しか経ってないのにこの状態。↓


なんだこの人

大満足の私。ビール電車、最高だ。
良い映画は始まってすぐにそれが良い映画だとわかるものだが、そんな感じ。


こんなお弁当が付く。ちょうどいい量。

司会の女の子はおじさん軍団にモテモテ

車内の雰囲気がこれまたいい。
進行係の女の子が一緒に乗車し、乾杯の音頭をとる。
前方の席のノリのいいおじさん軍団に大モテだった。


みんなでかんぱーい!

そして一斉に乾杯。
後の席に座ってる見ず知らずの若者たちとも乾杯!
横に座っている仕事帰りのOLたちとも乾杯!

ああ、なんだか楽しいぞビール電車。


お疲れ様です〜。

今回、私を含め仲間4人で乗車…するつもりだったのだが、一人遅刻して、出発時間に間に合わなかった。
残念だがビール電車はノンストップだから仕方あるまい。
と諦めていたら、なんと
「通過地点に立っててもらえば拾いますよ。」
とのこと!


遅刻して途中乗車 (ありえない…)

こんな融通を利かせてくれるあたりが、いかにも長崎らしい。ますますビール電車が好きになった。


窓の外にはいつもの街並み
ビールもすすむ

トイレ休憩で停車


トイレ休憩

ビール電車は基本的にノンストップだが、間に1回トイレ休憩がある。浦上車庫に15分間停車する。

逆に言うと車内にトイレは無いので、途中でしたくなっても我慢しなければならない。

浦上車庫では、みんなビール電車との記念撮影をしていた。

夜の街並みをビール電車が進む

後半戦

夜の街並みへと景色が変わる後半戦。
車内ではクイズが催される。
わりと簡単なクイズなのだが、全問正解者には抽選で賞品がもらえる。

で、なぜか再び車内は異様な盛り上がりを見せる。なんでこんなに盛り上がっているのか、後で冷静に考えるとわからないくらいだ。

で、私も当たった。賞品ゲット!
(1000円分の金券だった)

クイズが始まる
異様な盛り上がりの車内
賞品ゲット!
私も祝福の嵐を受ける

乾杯ラッシュ

やがて電車は終点へと近づく。
すると車内ではビール電車との別れを惜しむかのように乾杯ラッシュが始まった。


かんぱーい!

何だこの盛り上がりは!?

ビール電車には若者ばかりではなく、さまざまなタイプの乗客が乗っている。まさに老若男女。

それがビール電車を通じて、意気投合しているわけだ。
素晴らしいではないか!


ありがとうございました

やがて電車は最初の出発地点に到着。
最後はみな運転手さんに感謝の礼を告げ、ビール電車から降りていった。

ブラボー!ブラボー!

というわけで、想像以上に盛り上がっていたビール電車。
話を聞いてみると、今年で3回目、4回目というリピーターもたくさんいた。それも頷ける。
私も来年もまた絶対乗ろうと心に決めた。

宴の後

長崎電気軌道株式会社


 

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