大阪市内の田んぼにて。フェンスにスーパーの袋がくくりつけてありました。ゴミ袋?忘れ物入れ?この正体は一体……!?
(八二一)
見上げれば、ズラリ
このスーパーの袋、フェンスにズラリと並んでいました。かなり奥のほうまで延々と並んでいます。なにゆえ?
鳥よけ
この日は、風が強い日でした。そばにいると、袋が風にあおられて、ガサガサ、バタバタうるさいんです。
そう、田んぼにやって来る連中で、この不規則な動きと音を嫌がるものといえば、鳥です。これらは鳥よけだったのです。
鳥よけといえば、案山子から、CD、ペットボトル風車などなど、手を変え品を変え、発展を遂げてきたにちがいありませんが、今ここに来て、スーパーの袋をくくりつけるだけという、シンプルな方法に行き着いたようです。
田んぼを鳥から守ってみせる
よく見るとこの田んぼ、一部だけではなく、田んぼ全体をぐるーりとスーパーの袋で覆ってありました。
スーパーの袋は、派手な動きプラス音も鳴るというダブルの効果が期待できます。しかも、リサイクル品というお手軽さ。
今どきの鳥よけ事情は、発展しているのか、後退しているのかわからないですが、こんなに使っているということは、かなり効果があるのかもしれません。
大阪市内で田んぼというのも珍しいので、小規模の都市型鳥よけとして、メジャーになればいいと思います。
こういうまめなことをするのが好きな人かもしれません。