今年の秋、東武ワールドスクエアに行ってきました。東武ワールドスクエアとは世界の著名な建物を25分の1の縮尺で忠実に再現したテーマパーク。
そのあまりに精巧な作りに魅せられた私は、どれくらいリアルか実物と比較するため、突如、ヨーロッパへと旅立ったのでした。それが悲劇のはじまりとも知らずに…。
(text by 岸川 祥子)
東武ワールドスクエアで世界一周!
21ヶ国102点の建造物のミニチュアが展示されてる東武ワールドスクエア。友人から「行くと絶対に旅に出たくなるよ」と聞かされてたんですが、うーん、これは確かに行きたくなるかも。
右下の写真のように人が写りこむといきなり縮尺が狂いますが、建物だけみると本物そのもの!
結局、東武ワールドスクエアのCMソングを歌いながら、2時間近くも居座ってしまいました…。大好きか!
現物を見にヨーロッパへひとっ飛び!
いやはや面白かったです。東武ワールドスクエア。特に凄かったのがヨーロッパの建造物。壁面の彫像まで丁寧に作られてて大感動。これを見たらもう本物見に行かなくてもいいくらい。
いや、行こう。あえて行こう。 そうだ。ヨーロッパ行こう!
というわけで東武ワールドスクエアのミニチュアと本物を見比べるため、飛行機に乗り込みました。こうして12時間後、フランスに到着。マジです!
まずはエッフェル塔から攻めてみます
1889年、万博記念にギュスターヴ・エッフェルによって作られたエッフェル塔。万博記念なのに自分の名前つけちゃったんですね、エッフェルさん。自分大好き。
そんなエッフェル塔は高さ321m。でも東武ワールドスクエアでは25分の1なので12.84m。あれ…意外とデカいですね。
タバコと比較できないので、筆者自ら比較対照として写りこんでます。すみません。ちなみに150cmです。
さてさて、それでは実物の方を見てみましょう。
実物キター!
デカい!デカイよ。エッフェル塔!あまりのデカさに思いっきり見上げる形になってしまいました。でも東京タワーが333mだからそれよりちょこっと小さいんですね。意外。
エッフェル塔は、頂上までエレベーターで昇るコースと、徒歩で登るコースがあり、徒歩は若干お値段がお安くなってます。
平日にも関わらずものすごい人で、頂上に行くまでに1時間半かかってしまいました。そういやミニチュア版のエッフェル塔のふもとにも大量の観光客人形が置かれてました。どうやら混み具合も忠実に再現されていた様子。見事!
はるか異国の地で骨折!
大変なことが起きました!この後、イタリアに行き、ミラノ大聖堂とピサの斜塔も比べてみる予定が、なんとロンドンのホテルで階段から落ち、足を骨折してしまったのです!
仕方なくその後の予定をすべてキャンセルし、強制帰国と相成りました。うーん、まさかこんな結末になろうとは。おいしい…いや、大ショックです。この顛末はまた機会があれば改めて。
まとめ
実物と比べてみて改めて思ったんですが、本当によく出来てます。東武ワールドスクエア。ちなみにミニチュアと実物を区別するポイントは…
○ミニチュアの方が実物よりも壁が青味がかっている ○人物が写りこむとバレバレになる ○木など周りの景色はあんまり似てない
これに気をつけて撮ればワールドスクエア(栃木県)で海外旅行の写真を撮ることも十分可能。あと、ケガをして行けなかった国にもちょっとだけ行った気になれます。本当にちょっとですけど…。