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コネタ


コネタ933
 
いろんな場所でコンタクト探し
地面の上に落とし、泥だらけになったコンタクト。

洗面所、駅、公園…一度落とすとなかなか見つからないコンタクト。では、落とした時に一番見つかりにくい場所はどこなのか?

今回、いろんな場所にコンタクトを落とし、どこが一番探しにくいかタイムを計って調べてみることにしました。

良かったら皆さんもご一緒にチャレンジしてみてください。

(text by 岸川 祥子

普段からよくやってる洗面所のコンタクト探し。

切なくなるほど、あっさり発見。(マウスオーバーで正解が見れます)
かかった時間、たったの4.7秒。

コンタクトをなくしてみる

というわけで、まずは普段一番よくコンタクトを落とす洗面所から。

自分で落とすと、場所の目安がつきやすくなってしまうので、母に頼んでこっそり落としてもらうことに。

母「ちゃんと後ろ向いた?」

私「向いたよ」

母「どこに置こうかしらね〜。
  手前の方だと見つけにくい?」

私「答え言っちゃダメじゃん!」

母「あ、そっか。でもお母さん、ほら、
  こんなことするの初めてだから」

私「ああ・・・もうわかったから
  さっさと隠して!」

こうして試行錯誤の末、セッティングされたコンタクト。「探すぞ!」と意気込んでみるも…


なんとたった4.7秒で発見!

うそーーーん!
日頃、あんなに苦労してるのになぜ今回に限って!

普段、焦ってるからなかなか見つからないだけなのか、それとも単なる偶然なのか?

写真で見てもわかりやすいと思いますが、肉眼だとなおさら。もっと水滴と区別がつきにくいかと思ったんですが、意外にも丸わかり。

うーん、何でしょう。見つかったのにこのガッカリ感。気を取り直して他の場所でチャレンジしてみることにします。

 

ところが…


玄関(クッションフロア) 7秒

畳 19秒

フローリング 25秒

ステンレス(台所) 31秒

 

すぐに見つかるコンタクト

ご覧のようにどこに落としてもあっさりと見つかってしまうコンタクト。まるでブーメランのような素早さで持ち主のところに帰ってきます。(* 見つからない場合はマウスオーバーで正解をチェック)

たまに駅などで見かけるあのコンタクト探しの光景は一体何なんでしょうか?こんなにすぐに見つかるものであれば誰も苦労はしないはず。ん…駅?

 

新宿駅でのコンタクト探し。リアリティのあるシチュエーションに気合が入ります。
新宿高島屋のイルミネーション。周りはカップルだらけでした。

今度は外でコンタクト探し

そうです。コンタクト探しといえば駅!というわけで今度は新宿駅でコンタクト探しにチャレンジ。

外は暗く、タバコの吸殻などもいっぱい落ちていて、かなり探しにくそうな雰囲気。駅前には人通りも多く、早く見つけないと踏み潰されてしまう危険性が。

通常コンタクトを落とした時に探す範囲(畳2畳分くらい?)を指定し、その中にコンタクトを落としてもらって探します。

さて、この時、かかった時間は…?

37秒!

自分の中ではかなり時間が経った気がしてたんですが、時計を見ると全然時間が経ってなくてびっくり。

もしかすると普段コンタクトを探してる時も、焦りから時間を長く感じているだけで、本当はそんなに長時間探しているわけではないのかも…。

ちなみにこの後、クリスマスのイルミネーションが行われている新宿高島屋のウッドデッキでもコンタクト探しにチャレンジしてみました。

こちらは床がきれいに掃除されていたため探しやすく、わずか13秒で発見。

横を通り過ぎていくカップルの冷たい視線が痛かったです。

 

落ち葉がびっしり降り積もった公園。動くと大変なことに。
これまでとは段違いに探しにくかった“落ち葉”(マウスオーバーで正解が見れます)
結局見つけられなかったコンタクトon砂利。このどこかにあるそうなんですが…。

難易度の高いコンタクト探し

さて、今度は場所を移し、近くの公園へ。幸い周りに人もいないので、思う存分探せます。

落ち葉の上にコンタクトを落とし、早速スタート。またきっと簡単に見つかるだろうと思いきや、これが全く見つからない!

コンタクトが落ち葉の陰に隠れるのを恐れて恐れて足を動かせなかったり、たまに「あった!」と思うと鳥のフンだったり、これまでのコンタクト探しとは段違いの難しさ。

目でひたすらコンタクトを追い続け、3分42秒後、ようやく発見。

これです。この難しさ!「木の葉を隠すなら森の中に隠せ」、「コンタクトを隠すなら木の葉の中に隠せ」です。

さらに場所を変え、今度は砂利の上で挑戦してみることに。

コンタクトのように白光りし、大きさもほぼ同じ砂利は、思った以上に探すのが大変。何度も手を出しては「違う!」と投げ捨てるパターンが続き、あっという間に10分が経過。

同行してくれた友人が見かねて「このあたりだよ」と教えてくれたんですが、結局見つからずコンタクトは行方不明に。

コンタクトと砂利、普段はまるで似てないのにこんなに探すのに苦労するとは…。

実験には使い捨てコンタクト(1個80円程度)を使用したので、それほどダメージを受けずに済んだんですが、これが普通のコンタクトだと思うと結構ぞっとするものが。

今度から砂利の上を歩く時は十分注意しようと思います。

まとめ

というわけでいろんな場所でのコンタクト探し、結果はこちら。

洗面所 4.7秒
玄関(クッションフロア) 7秒
高島屋横(ウッドデッキ) 13秒
19秒
フローリング 25秒
流し(ステンレス) 31秒
駅前(コンクリート) 37秒
公園(落ち葉) 3分42秒
公園(砂利) 見つからず

面所やコンクリートなどフラットな床よりも落ち葉や砂利など物がいっぱいあるところの方が断然、探しにくいことが判明。

砂利コンタクトはかなり悔しかったので、そのうち個人的にリベンジを果たしたいと思います。


 

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