ビッグ錠作品に次ぐ、珍料理漫画界の獅子といえば寺沢大介作『ミスター味っ子』。数々の「本当に美味いの?」と思わせる珍料理の中に、アツアツ弁当も出てきてるのだ!
4〜5巻の駅弁対決で登場するのが、串を刺すだけで温かくなる幕の内弁当。2段になってる弁当の下の段に串を刺すと突然熱を発し、上段のお弁当部分まで温かくなる。問題のブラックボックス、下段に入っているのは「水に触れると熱を出す白い粉=生石灰」。
漫画に書かれてない化学的な話でいえば、生石灰つまり酸化カルシウム(CaO)が水に反応して水酸化カルシウム(Ca(OH)2。消石灰ともいう)になる際に発熱を起こすというもの。化学反応なんて高校以来だからこれ以上の詳しい事はわかりません。ひー。
なるほど、理屈は(なんとなく)分かった。では実践&調査!ということで、まずはサンプルとして東京駅で実際のアツアツ駅弁を買ってきました。 |