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コネタ1048
 
川崎にはふろん太が居る

「等々力競技場もフロンターレも♪」
(ビデオクリップを再現したイメージです)

川のさきっちょ、川崎は〜かながわの最先端♪」と歌う「川崎の女」(作詞作曲:白井ヴィンセント)。神奈川ローカルな(そうでもない?)TV番組「sakusaku(tvk)」で作られた歌ですけれども。2005年10月の「ヴァージョンアップVer.」にて、以下の一文も歌詞に織り込まれました。

等々力競技場もフロンターレも♪

そう、歌に織り込まれるまでに、川崎フロンターレは川崎となったのです! 

ここでは「水色・黒へと変貌した」川崎を、微妙に偏った視線で紹介します。

(text by ぐんちゃ

川崎は東京と横浜に挟まれた、南北に長い「スキマ」です

 

川崎フロンターレの旗

フロンターレの説明から必要ですか?

川崎フロンターレはJリーグ所属のサッカークラブです。1997年にプロ化、前身は富士通川崎で、メインの出資会社もそのまま富士通です。今の処は。

フロンターレの名称はイタリア語の「前飾り」に由来し、つねに前をへと進む姿勢を示している……と言うことになっています。「元会社とイニシャルを合わせたかっただけ」では有りません。多分。

 
フロンターレは2000年にJ1に昇格しましたがその年はすぐ降格。以降J2で4年の雌伏の時を経て、2005年J1に復帰しました。J1復帰1年目となった去年2005年はJ1リーグ戦8位(05年度のJ1は18クラブ)と、昇格チームとしては上々の成績で終えています。

 

緑から、水色・黒へ

さてその昔、等々力には……「読売ヴェルディ(当時)」というクラブが居ました。
Jリーグ発足当時は強豪だったそのクラブは、しかし「ホームタウンは日本、ホームスタジアムは国立だ」と公言し川崎とは一線を引いた姿勢を崩しませんでした。そして2001年、そのクラブは「東京」を名乗るために川崎を去りました。

フロンターレはその跡から、「本当の意味での地元のクラブ」を根付かせるための努力を始めたのでした。(この後の話は愚痴っぽくなるので今回は触れません) そして……


強国に挟まれた川崎(戦国絵図風概念図? 色の塗り分けは実相とは限りません)

2006年現在、東京都側は味スタを本拠地とするFC東京が大半を、稲城とよみうりランド(ヴェルディ練習場)付近を東京ヴェルディが占めています。
横浜側はもちろん横浜マリノスがその土地を支配していますが、しかし横浜フリューゲルスの流れを継ぐ横浜FCも復興の時を窺っています。

 

今、等々力はフロンターレのホームです

試合の日にレプリカユニを着ての等々力まで向かう道では、サッカーに興味無さそうな知らないおじさんから「今日はがんばれ!」と声を掛けられ、その帰り道には「今日の試合の結果は?」と尋ねられることも普通になっています。また等々力競技場内では様々な年代の観客の姿を見かけるようにもなってきました。フロンターレの浸透度が進んできていることは、競技場の中でも感じることができます。

現在(2006年2月11日)の等々力競技場(地図)。左下に見えている枠には、フロンターレの記念プレートが設置されます
これは競技場前の歩道に複数設置されているタイル
競技場内の売店も水色です
中にはフロンターレ神社も在ります

 

ふろん太(2005年版オフィシャルトレーディングカードより)

ところでこのイルカみたいなのは?

はい、この「イルカみたいなの」は、川崎フロンターレのマスコットキャラクタでその名は「ふろん太」。
 
公式サイトに依れば

1999年3月14日生まれの川崎市出身。「先進技術を生み出す賢さ、臨海都市の海」をシンボライズし、フロンターレの目指すスピード、親しみやすさを表現する「イルカ」をモチーフにしました

だそうです。「モチーフにした」という位なので、イルカではなくイルカのような生き物なのでしょう、手足も有りますし。

ちなみにスパイクはアシックス。好きな食べ物はカジノヤの納豆。趣味はピーカブーと遊ぶ。などだとか。

 

こんな処にも『ふろん太』

では川崎の町中で見掛けたフロンターレを……と見て回ると、それらもやはりふろん太の姿で認識されることが多いです。
と言うわけで、以下は「町中で見掛けたふろん太」です。


最初はJR川崎駅(地図)です。構内の柱にふろん太(2006年2月10日現在は開幕戦告知になっています)
東急東横線新丸子駅前(地図)、ここにもふろん太。(等々力競技場最寄り駅ですがここからは道が判り難いので、迷いやすい方は武蔵小杉からバスでどうぞ)

JR武蔵小杉駅(地図)、ここにもふろん太。「サッカータウン武蔵小杉」と、Jリーグクラブのホームタウンであることを明示しています
(こちらも2006年2月10日現在開幕戦告知になっています)

 
武蔵小杉駅前、バスにもふろん太
これも駅前、車にもふろん太
武蔵小杉駅そばのフライドチキン屋さん
ここもふろん太、おなじみの爺様と一緒

これは府中街道沿いに在る小学校の塀。武蔵小杉からバスで競技場に向かう場合には降車停留所の「等々力グラウンド入り口」に着く直前、進行方向右手に見えます

ここにもふろん太
「等々力グラウンド前」バス停を降りて競技場へ向かうその途中に設置されている自動販売機。この自販機は川崎市内各処に複数設置されています
ここにもふろん太
府中街道沿いに見えた住宅の建設現場
ここにもふろん太
等々力緑地そばに在るマンションのモデルルーム
ここにもふろん太
もちろん会社などだけではありません。これは武蔵中原駅近くの自転車屋さん
ここにもふろん太
ほら、あなたの後ろにも

川崎にはフロンターレが有る(そして、ふろん太も居る)

現在Jリーグに所属するクラブはJ1とJ2を併せて31、それぞれがその地域に密着し溶け込んでいる、はずです(全部では無いかも知れません)。その中でもフロンターレと川崎は(特に緑のクラブが居た時と比べ)ここ数年でよりいっそう深く密着して来ていると感じます。

フロンターレが広がっていく様子を眺めながら、今は私も確かにこう思います。「川崎市民でよかったヨ!」と。

さて今年2006年のJリーグは3月4日開幕、川崎フロンターレの緒戦は5日(日曜)にホーム等々力競技場にてアルビレックス新潟戦が行われます。またその前に今週末2月26日(日曜)には、こちらもホーム等々力競技場にて大宮アルディージャとのプレシーズンマッチが開催されます。(どちらも詳細は公式発表を御確認ください)

もちろんふろん太も、川崎のホーム試合には必ず(等々力競技場に)居ますので、会いたい方は試合の日に等々力競技場にどうぞ、来てください。
(ピーカブーも居るよ)

今日も川崎のどこかで働くふろん太
 

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