しかしハトよりさきに追い込まれたのは僕だった。公園の外からふたりの警察官がこっちをみている。

平日の昼間にハトを捕まえている男。説明のしにくい状況である。しかも野鳥をとるには知事の許可が必要らしい。もちろんとっていない。

ハトとの戦いはまだ終わってないが、始まったばかりのデイリーポータルが終わってしまうのも困るので撤収することに。

トラップを片付けていると、残ったまめを食べにハトが近寄ってくる。さっきは警戒していたのに、トラップがなくなったのがわかっているのだ。ハトってすごい。でも、くやしい。くやしい。こんなにくやしい思いは久しぶりだ。もう仕事じゃない。絶対につかまえてやる。

くやしいのでまだ続きます。