デイリーポータルZロゴ
このサイトについて

11月のテーマ:冬

11月のテーマ:冬
芋煮会をやってみよう



写真
あっきりたんぽ!

写真
きりたんぽ&ソーセージ。

写真
たき火?

きりたんぽ乱入

鍋も終わりに近付いたころ、秋田出身の友人、Tさんがきりたんぽを取り出した。
「あ、鍋っこ遠足」
「……そうそう、秋田では、いも煮会じゃなくて、鍋っこ遠足って言うんですよ。でも鍋だけじゃなくて、ヤキソバとかバーベキューもやったし、テキトウだったなあ」
彼女はきりたんぽを二つに折って、鍋に入れた。

実は私は、きりたんぽ鍋も食べたことがない。
「秋田の家庭では、きりたんぽじゃなくて、御飯をまるめたものを鍋に入れたりもするんですよ。それは『だまこ鍋』っていうんですけどね」
さすがに地元の人は詳しい。
きょうの「いも煮」も、山形か福島か宮城出身の人にナビってもらったら、ずいぶん違ったんだろう。
私は埼玉出身で、ぱっとした名物がないので、自慢できる郷土料理のある人がうらやましい。
きりたんぽは美味しかった。中の空洞は、竹ぐしの風味がした。

たき火状態

日がくれても、用意したビールがなくなるまで、皆で鍋をかこんだ。
寒かったけれど、楽しかった。食べるものがなくなったあとも、ガスコンロに手をかざして、話をしていた。たき火のようだった。

ガスコンロじゃなくて、河原で火を起こしてやる「いも煮会」も、いつかやってみたいな、と思った。




いも煮をやってみて
写真
酔っぱらって木に登る人。

前回のたき火でも思ったことだけれど、皆で火をかこんで、ものを食べるのはとても楽しい。
あと、屋外で火を使って料理をすると、何か原始的な部分が刺激される気がする。ドキドキする。なんだろう、これは?
いつか、山の上のアウトドアクッキングや、海の前での浜鍋なんかもやってみたい。きっと家で一人でもそもそ食事するより、100倍美味しいにちがいない。

さあ皆さんも、レッツいも煮会!



< もどる ▽この特集のトップへ  

▲トップに戻る 特集記事いちらんへ



個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.