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トンネル批評
 
   
大原随道

ドラマ「濱マイク」で自転車に乗った永瀬正敏がここで hitomi に会ってました。

歴史を感じる入り口。出口が見えない。


夜の闇に光るトンネル入り口

夜にひとりにやってきた。出口が見えない。心霊スポットとして有名だそうだが、僕はエロ本おちてそう、という気しか感じなかった(でも落ちてなかった)。

もともとは1928年に水道管を通すためのトンネルとして作られた。総工費72,564円。ずいぶん安い。あ、74年前の話か。

狭いトンネルを歩いていると不安になる。もちろん携帯は圏外。心細い。途中にファーストフードの割引券が落ちていた。こういう生活のにおいがするものが落ちているだけで安心した気持ちになる。

近所の人が自転車やバイクで通っていて、生活の道路として使われているようだ。

歩行者専用トンネルの質感を最大に感じられる好トンネルだ。昼間の見学をおすすめします。

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大原随道 地図
上にあるもの:清水ヶ丘公園

明るさ ★★★
静けさ ★★★
ロマン ★★★

 

 

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