デイリーポータルZロゴ
このサイトについて
イッツコムロゴ

1月のテーマ:汁


はっけんの水曜日
牛乳に木の枝を入れるとヨーグルトになるらしい
こんなんでヨーグルトが?

昨年、当サイトの「夏休みの自由研究」用の調べものをしているときに、
「ブルガリアでは、牛乳にとある木の枝を入れて、ヨーグルトにするらしい」というのを知った。
木の……………枝? 一体なぜに??

ゆでた豆にワラを入れておくと、ワラに付いている納豆菌の働きで、納豆になる。
きっと「ヨーグルトの木」も、ブルガリア菌とサーモフィラス菌が付いていて、牛乳を固めるんだろう。

なんて便利な木なんだろう、そんな木が近所にあったらヨーグルト作り放題じゃないか、と思っていたら、日本にも「ヨーグルトの木」の親戚にあたる木があるという。
よっしゃ、木の枝でヨーグルト作ってみようじゃないすか!

(text by 大塚幸代


やたらキレイな佃公園

水のそばって気持ちいいなあ(途方に暮れ中)

あんなとこ住める日が来るのかな……。

とりあえずひろいます。

●ヨーグルトの木を探して

問題の「ヨーグルトの木」は、「サンシュユ」と呼ばれる植物で、よく公園に生えているという。

公園に行って、落ちてる小枝を探そう。そう決心して、インターネットで「都内にサンシュユの生えてる公園」を検索。こんなこともペッと一発で分かるなんて、ネットって実に便利だ。
そして見つけました。月島駅そば、佃公園。

都合で、着いたのは午後5時前。思ったより日が暮れてしまって、まっくらだった。
佃公園は運河に面している。船が浮かび、月は満月。広くてやたらキレイな公園なのに、くつろぐ人は誰もいない。

さて、「サンシュユ」を探さなければならない。ネットからプリントアウトした写真を手がかりに、木の名前をチェックしまくる。

でもよく考えたら………冬だから葉っぱが落ちてて(当たり前)、あるのは枯れ木ばかり。葉も実も花の形も、手がかりになるものは何もないので、さっぱり同定出来ない。んがーーー!!!

高そうな、おりこうそうな犬を散歩してる人が、ひっきりなしに通る。見上げると、そびえたつ高級マンションの窓の光。
「ああ、こんな……冬の夜に見たこともない木を探そうとしてるアホじゃ、あんな所には、一生住めないんだろうなあ……」と気持ちが落ち込んでいく。

「たぶんこれじゃないかなあ……」
あてずっぽうで、それらしき枝を拾っていく。何種類も拾っていく。
この時点で「企画失敗」の文字が、頭をよぎっていた。




▲トップに戻る 特集記事いちらんへ
 
 



個人情報保護ポリシー
©its communications Inc. All rights reserved.