ギャラリーがいるが
羽田から1時間30分。飛行機に釘を持ち込んでも何もいわれず、北海道の東部の女満別空港についた。屋上の送迎デッキでさっそくバナナで釘を打ってみよう。
送迎デッキは寒いため、見送りの人たちは飛行機が飛ぶまでのあいだ、待合室にじっとしている。待合室にいる人の視線が気になる。
大森で買ってきたバナナで釘の背を打ってみる。
せーの
ぐさっ
バナナに釘が刺さっている。
残念、しかし………
釘は木材に刺さるべきなのだ。バナナにささってどうする。ギャラリーのため息が聞こえる(そら耳)。たしかにバナナは東京にあるときと同じ柔らかさなのでこれでは釘は打てないだろう。
マイナス6.5度でこの柔らかさということはいったい何度だったら釘が打てるのだろうか。
釘を抜いたバナナをかじりながら思った。
?
バナナが硬くなっている。バナナは瞬間に凍るのではなく、じっくり凍るようだ。時間をかけて凍らせればいけるかもしれない。
光明が見えてきた。さあ、もっとさむいところにいこう。
わかったこと
バナナで釘はうてなかった
じっくり凍らせればこのぐらいの温度でもいけるかもしれない
バナナの皮を捨ててはいけない(転ぶから)
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参考画像
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