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特集


ロマンの木曜日
ハイッ!こちらバックネット裏!!

テレビでプロ野球中継を見ているとバックネット裏のお客さんたちの様子が気にかかる。ネットがあるのを分かっていても、ファウルボールをみんなで避けたりしている。
あの席に座ってバックネット裏からテレビに写りたい。そんな想いを胸に秘め、東京ドームに行って来ました。

(text by 住正徳

real player download 映像をご覧になるときはQuick Time PlayerもしくはREALPlayerをダウンロードしてください。

東京ドーム

バックスクリーンカメラの位置
>>ズームイン

自宅で待機する林さん

とりあえず、いただきます

●スタンバイ完了。そして運命のプレイボール!

日曜日の東京ドーム。この日はデイゲームが予定されていて、対戦カードは日本ハムファイターズVSダイエーホークスの第16回戦。民放での放送はないが、衛星テレビでの放送がある。
前日にバックネット裏の席を予約したが、取れた席は前から28列目。テレビ放送に写る席は一番前のみ。試合中、チャンスを狙って一番前に行きタイミング良くテレビに写らなくてはいけない。

 

この日の挑戦を一部始終記録するため、外野席から24倍望遠レンズを使ってスタッフが僕の姿を動画におさめる事になっている。

バックスクリーンカメラから僕を臨む

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また、この企画の肝、テレビに写ったかどうかの確認は衛星テレビに加入している林さんが自宅でビデオに録画しながら検証する事になっている。ちなみに林さんはこの日のためにハードディスクレコーディングできるデッキを購入して臨んでくれていたが、その分僕のプレッシャーは増した。

 

試合開始15分前にドームに入り席を探す。
僕の席から一番前までは予想以上に距離があり、傾斜も強い。
バックネット裏には野球通の人が多く、僕の目の前にはダイエーホークスの城島選手ファンとみられる男性が1人で来ていてスコアシートを持参している。
警備員の姿も目立ち、この中を怪しまれずに一番前まで下って行きテレビに写らなくてはいけない。

とりあえず林さんのケイタイを鳴らす。
「今、ドームに入りましたけど、結構勇気いりますよ」
「録画準備はバッチリですので、がんばって下さい」
「そんなに沢山トライ出来ないと思いますが……」

弱気になる僕とは裏腹に、バックスクリーンカメラ、林さんの録画、いずれも準備万端整ってしまう。
そして、13時。「プレイボール!」のかけ声とともにダイエーホークスの攻撃が始まり僕の挑戦も幕を開けた。

挑戦の前に中華弁当を食べる

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