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特集


フェティッシュの月曜日
ごはんロボデックス

寿司職人とひやっ子

あんこを生地で包む装置。その名は火星人。

どこか松本零士的な響きを感じます(デスラーとかマゼランが混ざってるだけか)。

粉雪でカレー。

職人気質のロボット

ロボットは業務用なので無骨なかたちをしているが、ネーミングはフレンドリーだ。作った人の愛を感じる名前が多い。まんがでも博士はロボットに死んだ息子の名前をつけることになっている。

なかでも「なんとか名人」「なんとか職人」が多い。ロボットやパソコンソフトには「なんとか君」みたいな名前が多いが君よりも頼りになる。

「総料理長の『ひろし君』です」
なんてホテルはないだろう。ハンドルじゃないんだから。クンではだめだ。

・寿司職人「助人」
職人という名のこのロボットはシャリ玉が湧き出てくる。人間はシャリ玉にネタをのせて握ればよい。人とロボットのコラボレーション。まさに助っ人。

・ひやっ子
子をつけるのにも愛情を感じる。この会社はほかにもふれっ子という製品もあった。

・火星人
このメーカーのホームページには「新型火星人」と書いてあって、これまたどきっとする。

 

会社名にもぐっときた

会社名やキャッチコピーにもぐっと来るものが多い。

・マゼラー
かくはん機のメーカーなのだが、マゼラーである。もう説明は要らない。

・霧のいけうち
ロマンチックな社名だが、きりを作る装置のメーカーだった。僕のような部外者にも丁寧に説明してくれた。さすがロマンチスト。

会社名ではないが、1ページ目に登場したしゃり弁ロボのメーカーのキャッチフレーズも詩的だった。

「粉雪のようにパラパラと」

粉雪のように、は相当の自信がないと言えない表現だと思う。メーカーの誇りを感じた。粉雪の影に。

 


 



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