サンノゼ近郊でガーリックフェスティバルという文字通り香ばしいイベントが開催されていました。

にんにく好きにとっては夢のようなイベントです。連載8回目にしてはじめて美味しいものを食べた！と熊くんも興奮気味です。

アメリカっていいかも！と思う特集です。おなかがすきますので空腹時を避けてお読みください。（text by 熊）

12万人が集まるにんにく祭り

熊：会場のギルロイまでふだんは１時間かからないのですが、この日は３時間もかかりました！
林：え、あの写真の渋滞で？
熊：これだけ広いフリーウェイが10キロ近くに渡って渋滞してるんです。
林：みんなにんにくめあて？
熊：何せ去年の参加者が12万人。今年はそれを上回ったそうです。それがみんな車で押し寄せるわけですから…

熊：ちなみにギルロイはにんにく世界の中心地だそうです。いわばにんにく首都だと看板に書いてありました。
林：いわば。ってそんな堂々と適当なことを……
熊：世界中のにんにくファンがここに集結するわけですね。
林：僕もにんにく好きなのでいってみたい。
熊：これだけみんなが集まるくらいすごいにんにくなんですよ
林：にんにくが好き、ってあんまり人に言わないんだけど。それが12万人。
熊：にんにく好きばかりが集まるから恥ずかしくないんです！この日だけはみんな「にんにく好き！」って言える日なんです。
林：「にんにく大解放デー」ですね。
熊：思う存分、恥も捨ててにんにくをたらふく喰らう日です！
林：にんにく祭り以上の意味があるわけだ。
熊：それ以上の意味はきっとないですね。残念ながら・・・

駐車場からシャトルバスが運行

熊：駐車場も半端なくでかくて、シャトルバスが循環するくらいです。
林：シャトルバス？
熊：駐車場がでかすぎて、バスがないと会場までいけないんです。
林：おお、意味ねえ。そういうのってアメリカでは一般的なの？
熊：空港とかだと一般的ですが、普通のところでシャトルバスが循環しているのは見ないです。
林：にんにくすごいね。駐車場の背景もすごい！
熊：みごとに何もない田舎です。
林：テンションあがりそうだなあ。やっぱ行きたい

まずはにんにくアイス

熊：そんな僕を涼しく迎えてくれたのがこのにんにくアイスです。
林：にんにく味？
熊：激ウマですよ！今までサンノゼシリーズでいろいろなものを食べてきましたがいちばんおいしかったです！
林：で、味は？
熊：食感と香りはバニラアイスですが、味はにんにくです。分かりますか？
林：いや、ぜんぜん。
熊：僕もわかんないです。にんにく味のバニラアイスです。でもうまかったのは確かです。メロンの皿にのっています。
林：メロンがうまかったのでは？
熊：メロンはいまいちでしたね。にんにく味のまざったメロン。
林：あ、そうか。にんにくメロンになっちゃうんだ。
熊：僕は生ハムメロンも反対派ですが、にんにくメロンはもっと反対です。
林：にんにくメロンは罰ゲームっぽいよ。
熊：せっかくのメロンなんですけどねぇ。普通にたべたかったです……。
林：せっかくのメロン…。