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並んで券買うの久しぶり。わくわく |
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窓口奥に駅是。四字熟語?「顔ヲ和ヤカニシ語ヲ愛ス」 |
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顔ヲ和ヤカニシ、2枚デ5,130円ナリ |
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品川まで、2枚!
いつも乗っている電車のホームとは空気の違う、「一歩隣は非日常」という感じの新幹線乗り場が好きだ。「空港に似ている空気だなー」といつもわくわくする。何でもない出張でも、なんだか晴れがましい気持ちになる。
東京駅10時。同行してもらう担当・林さんを待つ。「空港に似ている」と書いたが、東京駅ってこんなに天井低かったっけか。
東京駅でも「品川駅開業」の看板が目立つ。実はにがにがしくかかげているのではなかろうか。アイドルグループに新入りが入ったときに古参組が「若い子って元気ですよね、私もがんばりまーす」と言ってるような感じ。
さあ、東京から品川まで切符買います。リスクヘッジで指定席購入に決定。「たしか、1000円でいけるとか聞きましたよ」と林さん、私に1000円預け、私が2人分購入。
「えーと、品川までなんですけど」
「はい。自由席でよろしいですか?」
「いえ、指定席で」
係のお姉さんの動きが止まった。一瞬ののち、
「はい、東京―品川、指定席ですね、おタバコはお吸いに・・・」
さて、会計。
「お2人で、5130円でございます」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー ーーーーーーーーーっ。
調べてなかったのでびっくりだ!お姉さんの笑顔が夜叉の笑顔に見える。
林さんは「CD買ったと思えばいいじゃないですか」と慰めてくれた。いやいやそういう問題じゃないですよ、と出発前のこの心の狭さ。改札に券を通す直前までショックは尾をひいた(ちなみに山手線で東京―品川間は160円)。
しかし新幹線に乗るのだ、忘れようじゃないか、とズンズン改札をくぐろうとすると、ピンポンと鳴って何回通しても入れず、駅員をつかまえて聞くと「ああ、磁気不良ですねー!」。
おお新幹線よ、あなたは私をどうするおつもりか。 |