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特集


ひらめきの月曜日
 
シャボン玉の中に入る


いそいそ準備

シャボン液をためる枠や、体をくぐらせてシャボン玉を作るための大きいフープなど、下準備だけしておいたので、それを現場で組む。

いろいろ持ってきた

枠は段ボールを切って、フープは輪にした針金に毛糸を巻き付けて作ってみた。


フープ:針金輪にして毛糸巻く 枠:段ボール切って組む 完成!

まずは市販液でチャレンジ

計画を聞いた友人達がわらわら集まってくれた。私と同じように昔シャボン玉の中に入ることを夢見ていた面々だ。

まずは無理とは言われたが、一応市販の液でチャレンジ。いっぱい買っちゃったし。

作った枠にドバドバ流し込んでいく。

じゃばー

子供のころにしてみたら考えられない贅沢さだ。

「わー、これはアホだあ!」
「子供の頃の自分に自慢したい!」

プラスチックの小瓶が一つ空になるごとに、全員のボルテージも上昇していく。

そして全30個のシャボン液が投入された。早速やってみよう! 作ったフープに液を十分しみこませ、1人が枠の中に入り、3人でフープを持ち上げるフォーメーションで臨む。

フォーメーション、オッケイ!

「じゃあ、いち、に、さーん、で持ち上げよう」
全員がアイコンタクトで呼吸を合わせる。
「いくよ、いち、に、さーん!!」

ん?

10センチフープが上がるか上がらないかぐらいでシャボンの膜ははじけてしまった。

膜にならない

「もう一度! いち、に、さーん!」
「びしゃっ(シャボン玉壊れる音)」
「いち、に、さーん!」
「びしゃっ」
「もう少しタイミング遅めてみようよ」
「いち、に、さ〜〜〜ん」
「びしゃっ」

その後何度かやってみたが、やっぱりシャボンの膜は頭の上まで持ち上がらない。

やっぱり市販の液じゃあ中に入れる大きいシャボン玉は作れないらしい。

しかたないから普通に飛ばす

大人の財力で夢をねじ伏せようとしたのが間違いだったのかもしれない。

とんでけー

ちゃんとそれ用の液を作ってきてよかった……。自作液に全ては託された。


 

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