なんだかまた切手を集めたくなってしまった。今までは図柄への興味だけだったのが、実際にお店の人から説明を受けながら見てみると格段に深い興味がわいてくる。
切手をとおして、発行当時のお国事情や世界情勢が垣間見えてくるなんて、面白すぎる。あんな小さい紙切れなのに。
「私もまたちょっと買ってみようと思います!」と興奮をもらすと、「まあ、やめといたほうがいいよ、わからないうちは」と言われてしまった。
あ、帰ってから家で計算してみました。
1冊丸ごとで、11,317円でした、ええ。
後日、父に今回の顛末を話した。すると、「そんな切手帳なんかあげたっけか」とのこと。
「まったく覚えてない」そうだ。
「受け継いだ」はずのコレクションは、父が単に収集に飽きて私にぶんなげたものらしかった。
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