「学生時代のころより、社会人になったときのほうが、この女優、すごくかわいいなあ」「で、この人はどうなっちゃうの?」
林さんが「冬のソナタ」にハマってしまって、いろいろ質問してくる。 「面倒くさいから、ストーリー全部、説明してくれない?」 「あ〜あれはですね、ああで、こうで……」
「冬ソナ」を説明しながら、次々とのり巻を巻いていく。
ひとつ作ってみると、なんとなくコツが分かってくる。
・パーツを先につくる ・目玉とかポイントになるものは、崩れないように固いものを利用したほうがベター(きゅうりとか、かまぼことか、チーズとか) ・最後に巻くのりの、ゴハンは薄目にひく
「手にゴハンがつかないように、手を洗ってふいておく」っていうのも重要だ。
飾り巻寿司は、考えてたよりも、難しくなかった。 「不器用な私でも、10本くらい作ったら、上手になれるかも」と思った。 でもそんなに太巻き、食べられないけど…。
そういえばもうすぐ節分。 節分の日に、その年の恵方(福を呼ぶといわれる方位:今年は東北東)に向かって、太巻き寿司をまるかぶりすると、幸福が訪れる……という風習があるそうだ。
今年は飾り巻き寿司を作って、ガブっといっちゃうのはいかがですか?