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特集


ロマンの木曜日
 
カレーうどんにつられますか?

カレーうどんの匂いにはついついつられてしまう。そんな話を聞いた事はありませんか?果たしてそれは本当なのだろうか?実際にそば屋でカレーうどんを頼み、周りのお客さんの動向を探ってみた。果たして、僕のカレーうどんに人々はつられたのか?

もし、そば屋に入ってカレーうどんの匂いがしていたら……、
あなたはつられてカレーうどんを注文してしまいますか?

(text by 住 正徳


ここがファーストステージ
注文カウンターとカレーうどんで入り口をはさむ
届け、この匂い

まずは検証のロケーションを確保する

お昼時の立ち食いそば屋さんでカレーうどんの誘いをかける。
その為にまず、下記の条件をクリアしたお店を探さないといけない。

・食券売り場が店内にある
・注文前の客にカレーうどんの匂いを印象づける事が出来る

食券売り場が外にあったら意味がない。例え注文が店内だったとしても、注文する前にカレーの匂いを届けないといけない。

新橋でこの条件を満たすお店を探すが、中々見つからない。食券売り場が外にあるお店がほとんどだ。券売機が中にあるとカレーうどんに誘われっぱなしで、そば屋がカレー屋になってしまうからなのか?


駅から離れる事4、5分。ようやくカレーうどんの誘いをかけるのにうってつけのお店が見つかった。
日比谷通り沿いの「小諸そば」。注文は店内に入ってからで、その注文カウンターの向かい側、入り口近辺でカレーうどんをすする事が出来る。注文カウンターとカレーうどんの匂いで入り口を包囲する格好だ。
この位置関係ならオーダー前のお客さんにカレーの匂いを届けられる。

これで条件は揃った。

早速カレーうどんを注文し、入り口近辺でスタンバイ。
後はカレーうどんにつられる腹ぺこたちを待つのみだ。


ちなみに、僕が黄色いパーカーを着ているのは、視覚からもカレーを印象づける事を狙っています。

 

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