2日目・マリモをつれて食事に
今やいろんなおしゃれスポットでは、ペット同伴OKの看板を掲げているカフェやレストランが当たり前になっている。
今やマリモは私のペットなので、連れて行くことにしよう。ビン入りで寡黙な奴なので、どこに行っても断られることはないだろう。
ちなみにマリモに名前はまだない。
ちょうど知人と食事の予定があったので連れて行った。焼肉だ。
肉が焼きあがるのをじっと待つマリモ。でも食べない。ビンの内側から焼き網をどんな気持ちで見ているのか。
ちょっとおすそわけしてやりたい気もするが、水がにごるし、まずくなってしまうのでやめよう。
3日目・マリモをつれてバーに
最近よくいくバーへ、マリモを連れて行ってしまいました。
カウンターしかないそこは珍しく混んでいて、席をつめてもらってやっと座った。隣の人と肩がすれあうような状態でマリモを取り出す。
インテリアをいつも持参してくる人、に見えたのだろうか。みんな特に何もコメントはなかった。
普通は「いやされたい」「なごみたい」と思ったら、そういうスポットにいくか、家で音楽を聴いたり、ということになるだろうか。
これはもしかして新しい試みになるか。「いつもポケットにペット」だ。肩にいつも小鳥を乗っけている人のように。ナウシカのように。
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