3月7日の最後の投票で「関門トンネルをキックボードで走る」という選択肢を入れたところ、これが妙に引っかかってしまった。勢いで書いたにもかかわらず。
で、翌日、僕はキックボード片手に関門トンネルの入り口にいるわけだ。
この時点でもうライブ更新は終わっているし、誰も見ていないのだが、これをやらずして九州を離れるわけにはいかない、と根拠のない義務感に支配されていた。
池袋のガード下のようですが、これが九州と本州をつなぐトンネルです。
下関といえばふぐ(「ふく」とにごらないで発音するのが下関流)。インターホンもふぐ。
トンネルデート?
ここが九州と本州の境界。
海の底にて
トンネル中央部までは下り坂なので楽だった。一転して上り坂になるところが福岡と山口の県境だ。
別に東京と埼玉の境界をこえても特に感慨はないのだが、ここも特に感慨はなかった。
驚いたのは携帯で話しながら歩いている人がいたこと。トンネル内は携帯電話の電波が入るのだ。こんな海の底でも電話が通じるなんて。
ブラックライトが光っている部分もあった。
アンテナ3本はいる(ボーダフォン)。
トンネルマニアとしては閉塞感を満喫。
あとはのぼり坂
中央部を過ぎると上り坂。キックボードをおして進む。
この関門トンネル人道の料金所は下関側にしかない。歩行者は無料で、自転車、原付が20円となっている。キックボードはよくわからなかったが、とりあえず20円払っておいた(料金箱に勝手に入れる)。
キックボードの値段は書いていない
たぶん20円だろう。
自分へのプレゼント
一昨年のトンネル批評という特集を作ったときから関門トンネルを歩いてみたいと思っていたのだ。実現できて満足だ。
まったく役に立っていないのだけど、誕生日を言い訳にそういう無意味なことをやってみるのがいいかもしれない。
と関門海峡を見ながら思いました。では次回から普通の特集に戻ります。では!
(3月14日公開予定だったしょう油かけごはんについての特集は21日に公開します。おたのしみに。)