鮎焼きもネクストステージへ
住:そして、鮎焼きも4巡目くらいに入り要領が分かってきて、きれいに焼けるようになり、何故か林さんのウインナーが投入されました。 林:ウインナー100本買ってきましたから。 住:それで遅れたんですよね、寝坊とかではなく。 林:そうです。三軒茶屋でハナマサ探して。 住:で、ウインナーの意味は? 林:鮎を送ってきた父に対するアンサーです。 住:この瞬間、まさに親と子が一枚の網の上で相対している訳ですね。 林:あ、美味しんぼみたいですね。究極対至高。 住:鮎90匹とウインナー100本で対決する親子。
林:ま、コゲコゲですけどね。 住:結局、ウインナーも1巡目は、こんな感じに焦げてしまって。 林:究極とか至高とか、それ以前の問題ですね。 住:で、途中から林さんが焼く係になりましたが、
住:後ろから平岩課長が心配そうに見つめています。 林:これも会社と同じ構図です。
住:だんだん火が煙主体になってきて、燻製を作ってるみたいになってしまいました。 林:その辺からは網から離れて遠くから見てました。
住:駄目ですよ、簡単に持ち場を離れたら。 林:もううっかり手を出せないなと思って、ビール飲みながら見てました。
住:そして平岩課長の再登場。ストッパーは火消し役って言われますが、その逆です。 林:だいたいバーベキューだと僕は手持ちぶさたにウロウロしてるだけなんですが、今回もそうでした。 住:浜中さんはここでも「いいからあおげ」って言われてました。 林:でも、この日の浜中は嬉しそうでしたよ。 住:そうですね、今回は平岩課長と浜中さんがいなかったら、あんなに順調に鮎をふるまえませんでしたね。 林:僕らが企画部門だとしたら、彼らは実行部隊ですね。 住:課長さんなのに……。