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特集


ロマンの木曜日
 
ディスカバー・自分
3人の先生

知っているつもりでも、意外と知らない事が多いのが自分の事なのではないだろうか?
今回、自分を再発見するために、3人のスペシャリストにお会いしてきた。
内科の先生には僕のアレルギーを検査してもらい、カラーリストの先生には僕に一番似合う色を探してもらい、セラピストの先生には僕の前世を探ってもらった。

3人の先生と出会い、新しい自分を発見する事が出来たのか?
自分を巡る冒険の始まりです。

(text by 住正徳



臼井一郎先生
清潔な院内で
採血されて
3つのアレルギーが判明した
検査結果

アレルゲンを探す

最初に、アレルギー反応について調べる事にした。

僕は10年来花粉症に悩まされているので、スギに対して反応する事は分かっている。しかし、それ以外にも今まで知らなかったアレルギー反応があるかもしれない。
港区は元麻布にある「ウスイ内科クリニック」の臼井一郎先生にお願いして僕のアレルギーを検査してもらった。

「アレルギー反応には大きく分けて2つあります」

吸入性アレルゲンと食餌性アレルゲン。スギやブタクサなどの花粉症は吸入性アレルゲン。そばを食べるとジンマシンが出来るとか、エビをたべると口の周りが痒くなるとか、その手は食餌性アレルゲンだ。

「僕は去年からリンゴアレルギーになっちゃって」

臼井先生はリンゴばっかり食べてダイエットを試みていたら、食餌性のリンゴアレルギー(2+)になってしまったそうだ。リンゴのアレルギーとは初めて聞いたが、リンゴを食べると息苦しくなってしまうらしい。

そして僕のアレルギー。
特異IgE検査という検査を受ける事によって、自分がアレルギー反応を示す物質を特定する事が出来る。僕が受けた検査は16項目がセットになっている「マスト食餌性検査」で、その詳細は下記の通り。

ハウスダスト、コナヒョウヒダニ、スギ、ネコ皮屑、卵白、ミルク、チーズ、牛肉、鶏肉、カニ、エビ、マグロ、サケ、小麦、米、大豆。

これにオプションで、ゴキブリ、ニンジン、を加えた。
僕はゴキブリが本当に苦手で、ゴキブリ1匹に対し殺虫剤1本使うほど苦手で、あの黒光りが本当に憎いのだが、それはもしかしたらアレルギー反応なのかもしれない。

それにニンジン。小さい頃から食べ物の好き嫌いが激しく、大人になるにつれ色々と克服してきたが、ニンジンだけは駄目だ。大抵「そんなに味しないのに、何で?」って聞かれてしまい、「味がない様である様な感じが嫌いっていうか……」とはっきりしない答えを返す。もし今回の検査でニンジンアレルギーだという事が分れば、味がしないとか、そんな事を言われる前に、
「アレルギーだから」
って言える。

そんな期待を胸に採血。結果、判明したアレルゲンは……

僕のアレルギー
ハウスダスト(2+)、コナヒョウヒダニ(3+)、スギ(3+)

スギの他に反応があったのはハウスダストとダニだった。
ゴキブリとニンジンは単に苦手だっただけだった。
これからも、ニンジンの味がない様である様なところが嫌い、って言い続ける事になる。

ウスイ内科クリニック
東京都港区元麻布3-1-38-2E
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