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特集


ロマンの木曜日
 
ディスカバー・自分

カラリストの門田真乍子先生
この服そうが僕から男性らしさを奪っている
写真3:同じ肌色でも……
鏡に写った自分は自分ではない

自分に似合う色を探す

続いてトータリアカラーアカデミーの代表でカラリストの門田先生に会いに行った。
僕に一番似合う色を探してもらうのた。

オフィスにお邪魔すると、門田先生がまず僕を分析してくれた。
「住さんは洞察力があって、美しいものが好き。努力よりも才能で切り抜けるタイプで、好きな事しかやらない。情が深くて、今までお金に困った事がない」

そ、そ、そうでしょうか?
「目の色、顔の色、顔の雰囲気。そういうところからそんな風に印象分析が出来るのです」

「気にかかる点は、男性としての力強さに欠ける、という点でしょうか。なかなか仕事を任せてもらえない傾向にあると思います」

欠けてますか?力強さ?
「それは今日着てらっしゃる服そうの色が影響しているのです」

着ている洋服の色によって顔色が変わって見える。
同じ肌色でも周りにある色によって、変わって見える(写真3)。
自分の肌の色にあった洋服を選ばないと、血色が悪く見えて印象が悪い。この日の僕の様に「男として弱いんじゃないか」というイメージを相手に与えてしまうのだ。

「よく、人間は外見じゃないよ、中身だよ。なんて言いますけど、あれ、嘘です。外見でその人の内面、能力、色々な事が分かってしまいます。それが冒頭にやらせてもらった住さんの印象分析なんです」

「個性を生かした似合う色(=パーソナルカラー)を知り印象を良くしていると、相手からもいいメッセージを戻してもらえる。そうすればコミュニケーションがうまくいき、幸せになれるのです」

そりゃあ、もう僕だって幸せになりたいです。ええ。
先生、早く僕に似合う色を探して下さい。

「自分が好きだ、って思う色と他人から見て似合っているっていう色は必ずしもイコールではないんです」

先生曰く、自分の顔は自分で見た事がない。鏡に写る自分は本当の自分ではないので、主観で自分に似合う色を見分けるのは難しい。似合う色探しは、他人から見てどうか?という所にポイントがある。

そういう観点から言って、僕に似合う色は何色なのか?

ちょっとその前に、門田先生の色哲学をどうぞ。

人の好みは十人十色ではなく、十人一色。(=人の好みは集中する)
似合う色は本能が見分ける。そこには種の保存の法則が関係している。(=より健康そうに見える色を人は選ぶ)
色は関心を寄せた時に初めて色の力になる。

 

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