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特集


エキサイティング火曜日
 
学校の銅像めぐり

青山学院大学

表参道の青学。中に入るのは初めてだ。アメリカの教会が派遣した宣教師によって創設された3つの学校が源流。なので、創立者も1人というわけではない。

こちらは「銅像」じゃなくて「レリーフ」だ。いかにもクリスチャンの学校、という雰囲気だ。落書きなど探して石を仔細に検分していると、学内の演奏会を聞きにたくさんの人がそばを通り過ぎる。興味の対象が「曲」か「像の表面」か、だけの違いだ、と自分に言い聞かせ。

落書きは、なかった。しかし、何を思ったか、ある像の前に「5円玉」がそなえてあった。
「?」
何かそれには伝説でもあるんだろうか。結びの神様化しているとか。または、どこにでもコインを投げる人、っていますね、その人の仕業だろうか。


これは創立者ではない。派手な像。
ガウチャー氏。
裏側の検分。事情のある人、とでも思ってくれれば。
これが問題の5円玉。

立教大学

池袋の立教大学へ。何かの会合が終わった時間で、あとからあとから学生がそばを通り過ぎる中、銅像をねめまわしてきた。

ウィリアムズ主教の像。明治7(1874)年、彼が聖書と英語を教える塾を始めたのが、立教大の始まり。

キリスト弾圧に屈せず布教活動を行った人らしく、堂々と建っている。通用門からも割とすぐに到達できるところ、小奇麗なスペースに建ててもらっている。銅像界では幸せな部類に入るだろう。

落書きとかは・・・ないな。学生ってそういうことはもうしないのかな。

私といえば、ひたすら立教の建物の「あちらっぽさ」にめろめろになって帰ってきた。


ウィリアムズ主教。
強い意志を表す、左手の握り。
強い意志を表す、前のめり。
ファンシー光線発散中な外観。

 

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