ギネスに載った豆本を求めて
普通に手にとって読むことのできる豆本もいいが、「米にお経」的なものを求めて、凸版印刷「印刷博物館」へ。ギネスに載っている「世界最小の本」を確かめに行く。
印刷博物館の外のミュージアムショップに、それはあった。受付の女性に現物を出していただく。
「ここをまわすと本を取れますが、どっか行っちゃいますので」と、彼女も笑う。扱い要注意本だ。
以下、凸版印刷さんのプレスリリースより。「超微細印刷の技術を応用して、1ミリをきる0.95ミリ角の本に、干支の12支をはっきりと印刷することに成功。 ・・・(中略)肉眼では殆ど読むことのできないサイズ」だそうだ。
食い入るように虫眼鏡を見つめた。「うわー!」 本、開きっぱなしである。でも本だ。めくりたいー。でもめくれないー。
プレスに出た写真をお借りした。針穴を通りそうだ。くらくらする。
しきりに「うわー」とか「くらくらする」と言っている。でもじっと見入っていると本当に吸い込まれそうになり、頭がくらくらしてくるのだからしょうがない。
ちなみにお値段は税込みで\26,250也。皆、買わずに「へぇー」と見て関心していくそうだ。
印刷博物館
https://www.printing-museum.org/jp/index.html
東京都文京区水道1丁目3番地3号 トッパン小石川ビル ■開館時間 10時〜18時(入場は17時30分まで) ■休館日 毎週月曜日(ただし祝日の場合は翌日)