素晴らしき電柱広告の世界
東京電力が関東圏内に所有する約600万本の電柱のうち、電柱広告が張られているのは68万本程度。およそ10分の1の割合で意外に少ない。規制の厳しい国道沿いはほとんど掲出出来ない事や、山間部などほとんど広告のないエリアがあることが影響している。 また、現在掲出している業種のうち、一番多いのは医業だ。
NTT所有の電柱と東京電力所有の電柱は、巻広告の地番表記部分の地色で区別されている。青がNTTで緑が東京電力。
電線と電話線の両方を通す電柱を共架柱という。NTTと東京電力、それぞれのマークが表示されているが、下に表示されている方がその電柱の所有者となる。写真では東京電力(TEPCO)の方が下なので、この共架柱は東京電力の所有。
周囲の景観に合わせる為、デザインを統一させて電柱広告を掲出している地域がある。 浅草地区、港区のテレビ朝日通り、渋谷区松濤、群馬県伊香保温泉、浦和など。
特に圧巻なのは下の写真。 横浜中華街は全ての広告が赤と黄色で統一されていて、電柱までも赤く塗られている。 この様な例は稀なそうだが、この中華街も今後電柱の地中化が進んでしまうらしい。
グッと電柱広告に詳しくなったところで、いよいよ弊社の電柱広告を取り付けます。