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特集


ひらめきの月曜日
 
ビニール傘で受信する2

うねうね
いかにも研究されている感じの傘ラジオが

回路系実験室へ

そうだ、傘、傘でラジオだ。危なくバクに喰われそうになりつつ、集合場所の「回路系実験室」を探す。

校舎には「メカトロニクス研究室」やら「空力実験室」など何やら香り立つ名前の部屋がいっぱい。人様の学校というのは何でこんなに面白そうに映るんだろう。

さて、回路系実験室とはまた全く何をどうするのか素人には分からない部屋名だが、踏み込んだ 私を迎えたのが右の太い蛇腹たちである。

灰色の管が部屋中をうねうねしている。後で聞いたら、これははんだ付けの作業中に出る粉塵などを吸う管だそう。

蛇腹に圧され気味ではあるものの、辺りを見回すとそこらじゅうにビニール傘が置いてあった。おお、ここが傘ラジオの本拠地なのか!

小池先生は研究生の皆さんと一緒に傘ラジオの部品一式とテキストさらにお茶とお菓子まで準備して迎えてくれた。 今日はよろしくお願いします。

さりげなく傘ラジオ
棚の上にも傘ラジオ

傘ラジオ生みの親、小池清之先生
小学生向けのテキストで解説いただく
前回の受信時写真。この構え方は間違い

まずは前回の敗因をさぐる

「前回ハッキリした音を受信できなかった原因は傘の構え方にあったように思うんです」と先生。 普通にかざすのではいけないんですか?

「傘をイメージして使うと、どうしても普通にさすように縦に構えちゃいますよね。でも傘ラジオの傘は“傘”ではなくあくまでラジオの“部品”なんです。傘は平行にすることで電波をよりよく拾えます」

ははあ…。傘という外見に惑わされてはいけない、と。

「さらに、傘は電波の方向に向かうのではなく、垂直にかざします」

え、電波の方向を向くのではない? それだと、いかにも受信してる! といったイメージから離れてゆくが…

「方法は徐々に研究を重ねて突き止めた結果なんですよ。構え方だけじゃなく、傘の表面のアンテナの巻き方も、古賀さんが作られたように傘全体に張り巡らせるよりも、外周に寄せて張った方が良いということも分かってきました」

今回はそんな研究結果を盛り込みつつより強力に受信できる傘ラジオを授けてくださるという。

巻き方も研究中 さらに電話のコードを使ったものや その電話のコードをバラしたものも(ラスタカラーだ!)

 

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