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特集


○○の土曜日
 
ヌーブラを作る

これが本物。
仕事中も・・・
掃除中も・・・
打ち合わせ中も・・・

手製ヌーブラで過ごす一日

まず本物の感触はどんなものかを記しておこう。

つける前はべたべたで確かに気持ちいいものではないが、つけてしまえばそれほどは気にならず、意外にフィットする。動いてもずれ落ちてくることもなく、ふつうのブラと見た目はわりと同じだ。

さて、手作りヌーブラを、はめるとするか。

べたべた感を押さえ気味にしたので、肌への密着度は低い。何もしないでいると落ちてしまうので、わりとぴったり目のTシャツを着て過ごす。

写真は着用中のもの。写真では見えにくいが、見た目は本家ヌーブラとあまり変わらない。中身はご想像におまかせする。小エロの域にとどまっていれば幸いである。

身をよじると少々不安感がある。かろうじてTシャツのぴったり具合に救われているというところ。

今回の反省点を記すと、

・前ホック部分を可動式にすれば、このままでも十分「寄せてあげ」られるのでは
・もっとゆるい等級のなら肌にひっかかるのでは

それより何より、結局「シリコン」ではなく「ウレタン」であるから、本家とまったく別物なのだが。

でも意外とよくできたと思う。友人などに頼まれれば作ってあげてもいい。

※市販の本物は「医療用のシリコン」を使用しているので肌には安全です。今回は感触など再現するためウレタンを用いていますが、実用はしないほうがいいでしょう。まねして作る方(いるのか)はご注意を。




制作後、ふたたび東急ハンズを訪ねた。係の方に報告したところ、「私もあれから調べてみましてねー」というお返事。え?ヌーブラのことを、ですか?
「そう、あれは医療用なんだね。医療用の材料はほとんど手に入らないんだ」
そしてヌーブラの作り方談義に花が咲いた。

「最初シリコンで型をとってから、ウレタンを流したほうが、布に吸収されにくいかも」
と、3層構造を手の中で再現してくださる。

そこまで調べていただいて、でも題材が題材だけに、非常にくすぐったいような申し訳ないような気持ちでいっぱいだ。ありがとうございました。

東急ハンズ新宿店
https://www.tokyu-hands.co.jp/shinjuku.htm


 

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