よみがえる開口部の思い出とともに
まず無難に歯ブラシセットからまいりたい。
コンビニの歯ブラシセットの売り場でiPodを出して各商品の横幅を計っていくのはつらい作業だったが、なんとか入りそうなものを1つ発見。しかし開口部が硬いプラスチック製なので、口からは入れられない。さあどうする。帝王切開を行わねばならないだろうか。
幼少のころ、歯医者で怖がって口をなかなか開けないので、開口器具をはめられた、そのときのことを思い出した。「ひっぱっても絶対にとれません」という医者の横でいきなりちからまかせにひっぱって器具を外し、わんわん泣いて母になだめられながら帰宅。
その開口器具みたいな輪っかを外して、iPodをセット。
まるみえ
なんとか途中まで入った。入ったはいいが、操作できるようにしないと意味がない。やはりお腹を開いてボタン部をさわれるようにしないといけないのか。
と、ケースの上からボタンをいじったら、難なく操作できた。iPodにはスクロールパッドというか、指で触れながらなぞるとスクロールや早送りなどできるパッドがついているのだが、それも難なく作動。
結局、ヘッドホン通すための穴をこしらえただけで改造終了してしまった。あっけなかった。