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チャレンジの日曜日
 
山手線の電車は何周するのか調べてみた。

2周目、上野。
デジャヴです。
3周目、大崎。
どこかで山手線は3周で終わるといううわさを聞いたので、ここで止まるかと思ったんですが、まだ続くんですね。
4周目突入、新宿。AM7:50
もう、すっかりいつもの新宿ですね。

♪線路は続くよどこまでも〜

もう何時間乗っているのだろう。都市の永遠のループは終わることなく続いていく。もう数時間デジャヴを見つづけている。

3周目の後半あたりからかなり混雑しはじめ、カメラが持ちづらくなってきた。
毎日毎日こうやって何人もの人を乗せて何周もまわる電車ってえらいなーと思ったりして、電車に感情移入できてる自分が居た。やばい。


ここで豆知識! -2

ここで気づいた豆知識を。山手線は駅によって発車音が違うが上野と新大久保だけは音楽じゃなくてベルのトゥルルル〜という音です。飲み屋で得意げに言ってみてください。たぶん無視されます。


さらに豆知識! -3

ずっと乗っているとある法則性に気づいちゃいました。
行き先表示の『○○・○○方面』ですが、
○○方面に入る駅は6駅しかない。品川・東京・上野・池袋・新宿・渋谷の6つ。その中から○○に適当な言葉を選んで行き先表示にしているようだ。


たぶんこんなこと知ってるの(というか気にしてるの)全国でもかなり希少な存在ではないでしょうか(笑) なんでもやってみるもんだな、とつくづく思う。ここまで来ると車庫に向かったときはある種の感動が生まれそうです。

4周目、池袋。
この電車のラッシュのピークでした。カメラが持てない。
8時台にさしかかると通勤客でいっぱいになります。
5周目突入、新宿。AM9:00
高田馬場で緊急停止したため、ちょっと遅れたみたいです。
5周目、渋谷。AM9:10
ラッシュのピーク時だというのにこの電車に乗る人が減ってきました。怪しい、これはなんかにおいます。

そしてついに…。

ついに大崎駅でとまりました。始発から頑張ってきたこの電車は車庫へと向かいます。

記録は5周半でした。いやー、一日中乗りつづけるはめにならなくてよかったです。
と、いうわけで長い時間一緒に苦楽を味わった電車ともお別れ。感動というより少し寂しい気持ちになってしまいました。

4時間もかけて到着した大崎からすぐ帰ってしまうのも寂しかったので、駅でモーニングを食べました。

結果(記録)

4周半(新宿〜大崎)

総移動距離 146.6km 
(ちなみに146.6kmは新幹線で東京−新富士と静岡の間ぐらいです。)
総乗車時間 4時間38分  (4:42-9:20)
(ちなみに4時間38分あれば飛行機で成田から中国・北京までいけます。)

あとで調べてみると何周回るかは電車によって違うらしい。電車によっては10周を越える場合もあるとか。僕の乗った電車が4周半でよかったです。


 

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