以上が酔拳の型だが、見事としかいいようのない美しさだ。ひとつの動きが次の動きと繋がって、全く無駄
のない動作となっている。筆者もチャレンジしてみたが、左のように全く異なった動きになってしまった。
ちなみに酔拳は足場の悪いところで優位に立つために開発されたもので、実際に酔っぱらったりする訳ではないらしい。左の筆者がこの中でひとりだけ本当に酔っているようにみえるのは、その見解の無意識の現れだともいえよう。
そして、最後に組み手という、いわば スパーリングのようなものに参加させて頂いたのだが、全くの素人相手に皆さん容赦がない。飛びかかられたり蹴り飛ばされたりと、散々な目にあった。こちらも写
真でお見せしよう。
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