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チャレンジの日曜日
 
日銀の地下金庫潜入ルポ
日銀地下金庫。この向こうに僕らの知らない世界がある。
お金がない。月末になると本当にお金の工面が困る。腹減った。マリー・アントワネットにパンを要求したい気分だ。

誰か偉い人がお金がないのはお金のあるところに出向かないからだと言っていた。
と、ここで短絡思考で考えてみる。だったら、日本で一番お金のある場所に行こうじゃないか。日本で一番お金がある場所、そう、日本銀行、泣く子もだまる日銀だ。

それに、なんかお金がいっぱいあるのを見るのって楽しそうだ。日銀の地下金庫、見に行きたい。と、思ったら見学やってました。さっそく行ってきまーす!
(text by 梅田カズヒコ



日本銀行旧館。東京駅から程なく歩くと現れます。それにしても威厳の固まりのような概観だ。
―。

さっそく入館カードを手にいれる。心なしか高揚感で持つ手が震えている気がする。
まずはビデオが流れる。いい大人が、『そんな事はいいから早く見せてくれよ』と言いたげな面持ちで鑑賞している。
いきなりいろんなおみやげをもらっちゃいました。
『おいおい、まだ続くのかよ』と思いながらも結構よくできてるビデオに見入ってしまってる人たち。

日本銀行in my life。

日本銀行といえば言わずと知れた日本の銀行の総帥である。あなたが財布の中に持ってるお札とは、つまり『日本銀行券』なわけで、言葉の通り日本銀行で配られている券なのだ。お金持ちって事はつまりこの券をたくさん持っている人というだけで、そう思うと貧乏な僕もあなたも
「なんだ、誰かさんより券を持ってないだけじゃん!」
と開き直れるわけですが、裏を返せばこの『券』はただの券なのに、昼食が買えちゃったり、車が買えちゃったり、家が買えちゃったり、ビジネスをはじめちゃったり、人を雇っちゃったりできるわけで、とても大きな意味合いを持っている『券』なのです。そんな『券』を作り、管理しているのが日銀なわけで、僕らの生活は日銀の信頼のうえで成り立っているといっても過言ではないわけです。

で、そんな日銀の地下金庫である。ビル・ゲイツもびっくりの現金が眠っているだろうし、ルパン3世で見るような赤外線の警備や、ミッション・インポッシブルのように室内の気温が1度上がったら警報機がなるような、そんな警備が行われているに違いない。いやが応でもテンションもあがってくる。2,3枚盗んでもばれないのでは? という邪念もよぎる。

まずは見学用のビデオで勉強します。

40人くらいの見学者グループに同行する事になった。見学コースは年配の方が多く、二割ぐらいが新社会人のような人々だった。弁当屋がいたり、老人がいたり、いずれにせよ何の関連性で集まった人々なのかまったくわからない。
みなはやる気持ちを抑えビデオを眺めている。いい大人がみんな一生懸命見学用のビデオを見てるってなんだかほほえましい光景だ。

ビデオの内容は主に日銀の役割について

日銀は先述のお金を作る役割以外に世の中に出回るお金の量を調整し、物価を安定させ、インフレやデフレを防ぐ役割や、銀行の動向をチェックし、金融システム全体を管理し、守る役割があります。

まあこのあたりの事は僕が説明するよりも日銀のサイトを見ていただいたほうが分かりやすいだろうし、それに説明が面倒なのでリンクで済まさせていただきます。すみません。

日本銀行
(↑もちろんオフィシャル)

ビデオが終わりいよいよ見学ツアーに出発です!

係りのかたに連れられいよいよ出発! 
ぞろぞろ

次はいよいよ日銀の中の探索が始まります。
 
 

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