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特集


ロマンの木曜日
 
遠距離通勤の限界を探る

待ち構える報道陣
仙台にプロ野球チームがやってきた

8時14分仙台発の仙山線で愛子へ

東京駅から2時間で仙台に到着した。ホームに降り立つとすっかり寒く、雨も強い。
仙山線への乗り換え口を探してウロウロしていたら、自動改札の向こう側に大勢の報道陣の姿が見えた。みんなカメラをこっちに向けている。
そうか、仙台のプロ野球チームが楽天に決まったんだった。著名なプロ野球関係者がやって来る予定なのだろうか、物々しい雰囲気だ。

 

ホームの待合所で地元のおじさんたちが楽天じゃ嫌だ、と言っていた。

「何が嫌って、名前が嫌だ。東北楽天って何だかパチンコ屋みたいだろ?」
名前かよ、と思ったが

「審査基準が金だけだもん。地元の声を一切無視だからね、きっと失敗するよ」
とも言っていた。うーん、どうなんですかね。

とりあえず今は、遠距離通勤の限界の方が気にかかるので僕は愛子へ向かいます。

仙山線の車内
髪型が野口英世っぽい
冬場はステップが熱くなるので気をつけて
曇った窓ガラスにひまわりを描いて愛を確かめ合う若い2人

愛子駅

8時40分。愛子駅に到着

仙台から約20分で、愛子駅に着いた。雨が更に強くなっている。
駅の売店でビニール傘を買った。

東京から約2時間半。時間的には充分通勤可能な範囲だと、実際にやって来て実感した。スーツだってしわになっていないし、新幹線の2時間を有効に使えばむしろ快適な通勤と言えるかもしれない。朝ご飯を食べたり、仕事したり、寝たり。

 

ここから更に20分ほど歩けば、いよいよそこが遠距離通勤可能な限界地点となります。



 

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