雑草と遠そうな街、銀座
勝手な思い込みだ、「雑草と遠い」なんて。しかし海外ブランドショップが軒をつらねる街、銀座。であるから、こんなとこでチョロリと生えた雑草を見つけるのも爽快だ、と考えたのが正直なところ。
でもなぜかしら、雑草も銀座っぽい。なんだか新宿と生え方が違う、ような。思いっきり先入観入ってますね。
このページの写真も、いきおいレンガ度が高くなっております。
あと、すごいの見つけました。何がすごいって、こんな企画でもなければ誰の目にもとまらなかったはず。
だんだん目が慣れてくると、歩道の隅っこの割れ目にはかなりの割合で生えているのがわかる。ふだん全然気にしていなかったが、都会とはいえ、草はけっこう生えているのだ。しかもそれらは人間の認知しているような種類のものではなく、「雑草」でひとくくりにできるものが大半だ。
しかも「生えうべからざるところ」、割れ目やなんかから勝手に適当に生えているのだ。それでも生きていけるのだ。これ以上書くと人間社会の風刺になりそうなのでやめておく。
根元といえば、街路樹の根元はたいがい鉄の網で覆われていて、完全にはふさいでいない。ゆえに、そこにオアシスが出現するのは必然と言える。しかしこういうこともある。
いや、これもまあ結論を強引に導こうと思えば導けるが、それでは新宿がかわいそうだ。