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特集


ちしきの金曜日
 
少女まんがの館を訪ねて

サンリオが発行していた「リリカ」は手塚治虫や永島慎二も執筆

武蔵五日市に、「少女まんが館」がある。
少女まんがの館だからって家にフリルやお星様がついてるわけではないが、館の中味はどっちゃりの少女まんが。それ全部タダで読み放題。
でも遠いから、あんまりお客さんは来ないらしい。なので“女ま館(じょまかん)”を訪ねてみました。

(text by 神田ぱん



こんな看板の理髪店がある
古い医院を改装したカフェ

待ち合わせは“猫の町”

少女まんが館(以下女ま館)の最寄り駅は武蔵五日市。JR五日市線の終点だ。でも武蔵五日市はバンガロー風の駅舎で、休日には山歩きの人々が多くて、あまり少女まんがっぽくない。むしろ少年まんがだ。

そこで、青梅経由で女ま館に行こうということになった。
青梅は映画看板などレトロで町おこしをやってるとこだけど、なぜか猫グッズが充実している町でもある。
猫は少女まんがに欠かせないアイテム。素敵なカフェもあったはず。
女ま館への出発地点にふさわしい、ロマンチック。

本日の同行者・土屋遊&息子のオン君と青梅駅で落ち合い、町を歩いてみることに。しかし当日は「青梅宿アートフェスティバル2004」が開催され、すごい人出になっていた。
素敵なカフェは満員。町をチンドン屋が練り歩き、おっさんが大道将棋に見入り、バナナのたたき売りの声が響く…。
ロマンチックは何処へ。


「チンドンでござ〜い!」
なかなか詰みませんよコレは…
1万円から一気に250円に下げる太っ腹おやじ
屋根の上で演奏する人を見る人。

でも猫の男の子に出会い、「猫かいぐり公園」を教えて貰った。
公園には、猫の人形や土管、猫型椅子などが展示されていた。少しロマンチック。よかった〜。


「あっちに猫の公園があるニャー」
猫かいぐり公園て何?
土管に張り付いた猫たち
猫が化けた椅子もある




 

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