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ジャムの証言

今回買ってきた3色パンの中で、ジャムの入っている物は実は一つもなかった。

阪井「あれー。僕は子供の頃、3色パンといえばジャムの部分が好きだったんですよ。ジャムは絶対入ってたと思うんですけどねえ」

私や吉川さんは元々あんこが好きということもあって、ジャムについて思い入れはないのだが、阪井さんは一人、ジャムの必要性を訴えていた。

阪井「いや、だって、何しろ、色ですよ。クリーム+チョコ+あんこだと、白+黒+黒、じゃないですか。ジャムが入れば彩りになってきれいですよね。やっぱり3色パンにはジャムがないと」


ジャムについて力説する阪井さん

買ったものの中には一つもなかったのだが、ジャム入り3色パンの証言をしてくれたパン屋さんはあった。以前懐かし気な雰囲気のある対面販売のパン屋さんを巡ったとき(特集「雰囲気のあるパン屋さんめぐり」)もおじゃました南千住の野澤屋さんだ。
今は作っていないが、10年ほど前までは3色パンも作っており、その時の具は「クリーム+チョコ+イチゴジャム」だっという。


過去の証言 南千住「野澤屋」の3色パン
クリーム+チョコ+ジャム
稼働してないプリクラも健在
勢いで代わりに買ったギョウザドッグ

その他、何人かにリサーチをとったところ、50代以上の人たちが特にジャムが入っていたと答えることが分かった。「絶対、ジャム、それも真っ赤なイチゴジャムは必ず入ってたわよ!」と母(54)も力説。

阪井「時代的に3色パンにジャムが入っていたのは昔の話ということなんですかねえ」

ちなみに阪井さんは33歳。どこかに「3色パン=ジャム入り」と考える年代のボーダーラインがあるのだろうか。


単体のジャムパンについては多くのパン屋で健在

ジャムにせよ、あんこにせよ、3色パンの基本は、あんパン、ジャムパン、クリームパンなど個別でも売っているパンの融合にある。これが昔ながらの3色パンだということは分かった。

それに対し、まったく新しい変わり種として3色パンを作っているパン屋も逆に多く見られた。続いてはそういったパンのご紹介です。


関係ないですが、3色パンは銀紙に乗っていることが多い(6品中2品)


 

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