どうやって絵柄を転写するか
あけて月曜日。適当にきめた絵柄をゴム版に転写する。
ってどうすればいいんだろう?
会社の近所の文房具店にも画材店にもカーボン紙はなかった。いろいろ工夫してみる。
しかし微妙な転写ぐあい。やっぱりカーボン紙があったほうがいいかも。大きな文房具店に行くしかないか…。
「このカーボン紙つかえばいいじゃないですか」
! 隣でカレンダーの発送をしていた人から宅急便のラベルにカーボン紙が挟んであることを教えてもらう。あ、そうか。書き損じラベルをもらい、カーボン紙を抜き出す。なんかこのへん、やらせっぽいですが、ほんとうに隣で作業していたのです。
あとはひたすら彫る
複写も完了。あとは黙々とゴム版を彫るのみだ。
彫りながら考えたこと
・彫ってると気持が落ち着いてくる 年末でわらわら忙しいけど、どうでもよくなる。大事なことはそんなことじゃないんじゃないか。
・ナンシー関さんのこと この落ち着いた気持ちでこそあのフラットな文章が書けたのかのかも
・ベトナムのはんこ屋さんすごい ライター大塚さんがベトナムで作ってもらったZくんの手彫りのハンコ(このページ後半)。あんなきれいに彫れない。
プリンタってすげえ
いまやっていることは、パソコンで原画を作成→プリンタで出力→ゴム版に転写(手書き)→ 手で彫る、だ。これからはがきにぺたぺたするわけだが、プリンタで出力するときに用紙サイズ「はがき」を選択すれば済むことではないか?
いやいやいや、ここまできてそれは見ないようにしよう。とりあえず言えるのはプリンタは便利だということだ。人類は確実に進歩している。取り残されてそう思う。