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特集


フェティッシュの火曜日
 
東京の展望台でどの方角が人気か

サンシャイン、実は屋上あり

昔ここは夜に来たことがある。窓と窓の間に確か、くぼみというか、窓自体が深い出窓みたいになってて、カップルがいちいちそのくぼみにぴったり納まっていたような気がする。というかそれしか覚えてない。

久しぶりに行ってみたら、直通エレベーターからして、もうファンタジックなユニバースでしたよ!


エレベーター乗り場には、マックの「お2階の様子」みたいに、モニターがある。
エレベーターが登ると同時に、ブラックライト点灯。壁に絵が浮き上がって、カラオケボックスみたい!

なんだか・・・どこも混んでいるなあ。もっと閑散とした感じを想像しつつも、やはり都民は正月の娯楽がこうなるのかと納得(失礼)。一回りしてみたが、一様にどの方面にも人がいる。


夜はカップルがぴったりはまるくぼみ。
わかりにくいけど、まだ屋根屋根に雪が残っているのが見える。
観覧スペース。足元から直下を見られる。
地上240mはこんな感じ(左に子供の足が写ってしまった)。

ここはいろいろな施設やコーナーがあり、たぶんそれゆえに、どの方角にも一様に人が散っている感じである。

そっかー・・・と味気なくぷらぷらしていたら、屋上への階段があるではないか!サンシャインの、屋上に、生身の体をさらせるのか!!

でも登ってみればそこは、見慣れたデパオクチックなところだった。展望できるのも、お台場方面と多摩方面のみ、ってことはサンシャインから見れば南方面ということになります。そこは、差が歴然としていたのだった。



こちら、お台場方面。
おお・・・多摩方面。

笑っちゃうところだった。多摩方面、やはりその方向は、展望的にだめか?私が学生時代を過ごした多摩は、そんなに魅力ないのですか。


■サンシャイン60
屋内からは一様に人がいた
屋上からのお台場方面:鈴なり
屋上からの多摩方面:ガラーン

 

わかりにくいレトロ感

さて、ヒルズから来たせいも多分にあるのだろうが、ここはばかに庶民的なにおいがする。望遠鏡も、新旧2タイプ共存してるし、手品実演販売コーナーとか、記念メダル製造機とか、もうなんだか昭和のたたずまいである。

さすがにメダル製造機は、「ダイヤル式の、ガチャンガチャン日付をじかに彫る」タイプ、ではなかったですね。


おお!望遠鏡も、今は皆で見られるのだ!
でもマイ双眼鏡持参の猛者もあり。展望マニアか?
右脇のモニタで確認しながら彫れるのだ!進歩。しかしなぜか今も「メダル」。
となりの「和凧実演」よりも流行っていた。

そしてその、なんだかなーという感じは、土産物にも表れている。わかってやってる「わざとらしい」昭和レトロじゃなく、本気で「今ってこんな感じでいいんだよね?」と言ってるような。


彼氏のできる飴!何がどんな風に?!
展望台ライバルを置いてどうする!
「サンシャイン60 直方体」って何〜。
関係ないけど池袋のゴミ処理場の煙突は、
いつ見ても「唐突感」がいい。


 

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